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世田谷線が再生可能エネルギー100%で運行。日本初
2019年3月25日 14:21
東急電鉄は、世田谷線において、水力および地熱のみで発電した再生可能エネルギー100%による運行を3月25日から開始した。再生可能エネルギー100%の電力による通年・全列車の運行は、都市型鉄軌道線において日本初。
世田谷線は、三軒茶屋から下高井戸まで約5km、10駅を結ぶ、東京では都電荒川線とともに残る路面電車。1日平均輸送人員は57,541人(2017年度)。
今回の取り組みには、東北電力、東急パワーサプライが協力。「日本初の二酸化炭素排出量ゼロの都市型通勤電車」となる。
再生可能エネルギー100%電力(再エネ電気)は、東北電力および同社グループ企業の東北自然エネルギーが保有する一部の水力発電所および地熱発電所(いずれも固定価格買取制度適用外)で発電された、CO2排出ゼロの再生可能エネルギー由来の電力。再エネ電気の使用範囲は本線・車庫内における電車運行。
東急電鉄、東北電力、東急パワーサプライの3社は、国内における再生可能エネルギー活用の先進的な事例となる今回の取り組みを通じて、今後もサステナブルな「街づくり」を推進し、さらなる沿線価値向上に向けて取り組んでいくとしている。