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虎ノ門新ヒルズ ステーションタワーは日比谷線新駅直結。2023年竣工
2019年3月22日 17:32
国土交通省は3月22日、森ビルから申請のあった民間都市再生事業計画「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業」について認定。日比谷線新駅「虎ノ門ヒルズ駅」と一体となった整備等による交通結節機能の強化と、虎ノ門エリアの地域特性等を生かした国際ビジネス拠点の一層の強化を図るとした。
整備されるビルは「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」。事業区域は東京都港区虎ノ門一丁目208番1他で、虎ノ門ヒルズエリアに位置する。事業施行期間は10月1日から2023年2月28日の予定で、2020年供用開始予定の日比谷線の新駅である虎ノ門ヒルズ駅と直結する。事業区域の面積は18,860.78m2。
国交省は、地下鉄日比谷線新駅の整備と一体となった立体的な駅広場や、新駅と周辺市街地を結ぶ地上・地下の歩行者ネットワークの整備等により、交通結節機能の強化に寄与するとしている。
また、虎ノ門エリアの地域特性や都市機能の集積を生かしたビジネス発信拠点や商業施設、国際水準のビジネスニーズに対応した宿泊機能を整備することにより、国際ビジネス拠点の一層の強化を図る。
さらに、地域の防災機能強化のため、帰宅困難者支援や自立・分散型エネルギーシステムを導入する。
建築物番号1(A-1街区)、2(A-2街区)、3(A-3街区)があり、建築物番号1の階数は地上49階、地下4階、塔屋1階で、用途は事務所、店舗、ホテル、ビジネス発信拠点、地域冷暖房施設、駐車場。建築物番号2の階数は地上4階、地下3階で、用途は店舗、駐車場。建築番号3の階数は地上12階、地下1階で、用途は事務所、店舗、住宅、子育て支援施設、駐車場。