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走った跡が広告になるドコモの自転車「STAMP BIKE」。渋谷で実験
2019年3月19日 19:09
NTTドコモは、走った跡が広告になる自転車「STAMP BIKE」の実証実験を3月19日に1日限定で実施した。場所は、東京渋谷の渋谷ストリーム 稲荷橋広場。
ドコモが運営している自転車シェアリングサービス「docomo bike share」を改良し、広告手段として用いるもの。docomo bike shareの自転車に特殊なタイヤとポンプを設置。ポンプから組みだされた水がタイヤに噴射されることで、タイヤが常に濡れた状態になり、濡れたタイヤの跡がスタンプのように地面に残る。
タイヤは3Dプリンタを用いたエアレスタイヤで、地面に設置したときにタイヤ跡がキレイに残るように工夫。面をフラットにして、設置面積を増やしたり、デザインの調整、スタンプ部分のゴム強度の調整などを行なった。
タイヤには、地球温暖化の影響を受けている動物を描いてデザイン。チンパンジーやパンダ、シロクマなどに加え、「しぜんをのこそう」というコピーも記されている。
docomo bike shareは、広告媒体としても用いられているが、STAMP BIKEは新しい広告の取り組みとして提案。また、ドコモのSDGs(持続可能な開発目標)活動の一環として、展開している。