ニュース

東京五輪期間中は、深夜2時過ぎまで列車運行

東京2020大会組織委員会は、東京オリンピック開催中、東京圏の鉄道について、通常時の終電終了後の深夜時間帯も運行することを発表した。午前1時台から午前2時過ぎまでの運行を検討している。

深夜時間帯の列車運行の予定路線マップ。JR山手線の内側を運行する東京メトロ・都営地下鉄各線は詳細の記載を省略。2019年1月時点のダイヤと比較
(広域版)深夜時間帯の列車運行の予定路線マップ。JR山手線の内側を運行する東京メトロ・都営地下鉄各線は詳細の記載を省略。2019年1月時点のダイヤと比較

運行時間延長が予定されている期間は、2020年7月24日深夜から8月9日深夜で、オリンピックの開会式から閉会式までとなる。

東京オリンピックでは、早朝から深夜にわたり、33競技339種目が42の競技会場で行なわれるとともに、世界各国・日本国内各エリアから多くの人が東京圏を訪れることを想定。大会期間中の列車の混雑や深夜時間帯における競技会場からの帰宅の需要に対応するため、東京圏の鉄道事業者各社局とともに協議・調整を行なっていたという。

運行時間の目安は、JR山手線、東京メトロ・都営地下鉄の各線は、概ね午前2時過ぎまでの運行を検討。その他は路線により異なるが、概ね午前1時台から2時頃までの運行を検討。

東京メトロ・都営地下鉄・横浜市営地下鉄の各線およびJR山手線・京浜東北線・武蔵野線・横浜線・りんかい線・ゆりかもめは、上下線・内外回りでの運行を検討。JR山手線から放射状に伸びる各路線は、一部路線を除き、主に下り列車(郊外方向)の運行を検討しているという。

現在検討中の鉄道事業者は、JR東日本、京浜急行電鉄、東京臨海高速鉄道、東武鉄道、東京メトロ、首都圏新都市鉄道、西武鉄道、相模鉄道、埼玉高速鉄道、京成電鉄、北総鉄道、東京都交通局、京王電鉄、東京モノレール、横浜市交通局、小田急電鉄、ゆりかもめ、東急電鉄、横浜高速鉄道。