メルカリ、全国の税関施設に 「コピー商品撲滅」ポスター

メルカリは、海外旅行先などでコピー商品を購入したり、持ち帰って販売することを抑止するため、コピー商品撲滅のための啓発ポスターを制作。全国の国際空港などにある税関施設に掲示する。

掲出イメージ

ポスターは特許庁と協力し、20代や30代のフリマアプリ「メルカリ」利用者数の多い年代に向け、海外旅行などでコピー商品を「買わない、持ち帰らない、売らない」をテーマとして制作。

従来よりメルカリでは、ブランド品の取引に関して、AIを活用した出品商品の監視や権利者との連携、購入した商品が正規品でないと判断した場合の補償などを実施。2018年9月には全国70か所の消費生活センターにて「ブランド品のあんしんお取引」冊子約1万部を配布したという。

一方で、3月8日に財務省より発表された、2018年の税関における偽ブランド品などの知的財産侵害物品の輸入差止点数は90万点を超え、2017年から大幅に増加。メルカリでは、偽ブランド品をはじめとしたコピー商品の取引を防止し、ユーザーが安全・安心に利用できるよう、サービス内外で様々な啓発活動に取り組むとしている。