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LINEのスマートディスプレイ「Clova Desk」は、AbemaTV対応
2019年3月12日 17:53
LINEは、スマートディスプレイ「Clova Desk」を3月19日よりLINE Clova公式サイトにて販売開始する。価格は27,540円(税込)。カラーはホワイトとブラックの2色。
スマートスピーカー「LINE Clova」シリーズの最新モデルで、7型のタッチ液晶ディスプレイを備えた“スマートディスプレイ”。「ねぇClova」と話しかけて、音声操作だけで音楽やニュース、天気を聞けるほか、液晶画面を使った情報表示やAbemaTVなどの動画鑑賞、家電操作などに対応する。
Clova Deskは、「Home Signage+Communication」をコンセプトに、家の中の情報や端末、リモコン自体を1つにまとめる。画面があることで、朝出かける前のタイミングなどに、天気、電車の運行情報、その日のスケジュールなど、必要な情報が瞬時に確認できるようになる。赤外線リモコン機能も搭載し、テレビや照明、エアコンなどの家電の音声操作に対応。IoT家電、機器メーカーとの連携も順次拡大する。
画面を追加したことで、LINE MUSICの音楽再生時には、ジャケットやアーティスト名も表示可能。また、料理中のレシピ確認もクックパッドなどと連携し、簡単に行なえるようになる。LINEのメッセージ送受信では、スタンプを表示できるようになり、LINE無料通話は、カメラを使ったビデオ通話が可能となる。
なお、AbemaTVの連携開始は3月中に予定。AbemaTV内のオリジナルの生放送コンテンツや、ニュース、音楽、スポーツ、ドラマなどが、「AbemaTVを開いて」と話しかけるだけで、視聴できるようになる。なお、プレミアムプランの「Abemaビデオ」には非対応。
液晶は7型/1,024×600ドットのタッチ対応で、メモリは2GB、ストレージメモリは16GB。無線LANは、IEEE 802.11a/b/g/n/acとBluetooth 4.2。カメラは5メガピクセル、スピーカー出力は20W。
これまでのClova搭載デバイスと同様に、バッテリーも内蔵。家の中での持ち運びに対応する。外形寸法は181×104.5×173mm、重量は915g。電源はACアダプタ。
なお、Clovaの音声認識性能の改善も行なわれ、騒音環境下での呼び出し性能は最大20%向上。また、音声操作の指示への反応速度も最大20%向上させたという。
発表会の詳報や今後の展開については、AV Watchの記事を参照してほしい。