ニュース

「無印良品 銀座」は食にこだわる世界旗艦店。4月4日オープン

無印良品の世界旗艦店である「無印良品 銀座」とレストラン「MUJI Diner」、「MUJI HOTEL GINZA」が入る読売並木通りビルが28日に竣工。外部や売場イメージが公開された。無印良品等は4月4日にオープンする。

「読売並木通りビル」外観

読売並木通りビルは、読売新聞東京本社と三井不動産が東京都中央区・銀座3丁目に開発。MUJI HOTEL GINZAは、UDSが企画・内装設計を担当、運営する。

無印良品 銀座では、靴下や肌着、タオル、スリッパ、化粧水など、日用品を中心に売場展開。それぞれの商品の品質や価格のほか、その商品の背景や意味がわかりやすく伝わる売場を目指すとしている。

また、新しい商品・サービスとして、1階には有機栽培や減農薬などこだわりを持って育てられた野菜や果物を揃えた青果売場や、ジューススタンド、ベーカリー、ブレンドティーを32種類を量り売りするブレンドティー工房が設けられる。

1階:青果売場イメージ
1階:ジューススタンドイメージ

弁当・サラダ・カットフルーツの販売や、I passportアプリで当日の朝までに日替わり弁当の注文すると、銀座周辺(中央区、千代田区、港区)エリアを対象に届けるサービスも行なう。

さらに、本の表紙や本体をカスタマイズしたり、撮りためた写真で上製本写真ノートが創れたりする「本の仕立てサービス」(4階)や、収納の悩みから商品選び、家のコーディネートの相談などを専門のスタッフが受ける相談カウンター「MUJI SUPPORT」(5階)を設置。アドバイザーが訪問して電球の交換や清掃などを行なうサポートメニューも用意するという。

地下1階にはレストラン「MUJI Diner」(118席)をオープン。朝食(7時30分から11時)には、豆乳がゆ、おにぎりとみそ汁、パンと目玉焼きなど、シンプルな朝食セット。昼食(11時から15時)には毎朝小田原の漁港から届く鮮魚の日替わり定食や、サラダバー。夕食(17時から22時)には、素材や鮮度にこだわった食事を用意。カラダにやさしく、食べて美味しい「素の食」を、提供するとしている。

無印良品 銀座では、プラスチック製のショッピングバッグやストローの配布を廃止。紙袋を利用するとともに、買い物バッグを持参した利用者にはMUJI passportマイルを付与。食の売場においてもストローに加え、試食用の皿やカトラリーも紙製品を利用する。

無印良品 銀座のフロア構成は、地下1階から地上6階の7層。MUJI HOTEL GINZAは6階がフロント、レストラン(44席)、7階から10階が客室。客室構成は、全79室(13.62m2~51.62m2)。宿泊予約は3月中旬から開始。

フロア構成

詳細については、3月1日以降、「無印良品 銀座」公式Webサイトにて随時アップデートされる。

「読売並木通りビル」低層外観