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売れる前にお金が入る中古車個人間売買。Ancarの「おまかせ出品」
2019年2月25日 08:15
中古車個人間売買マーケットプレイス「Ancar(アンカー)」は、新サービス「おまかせ出品」を開始した。売却したいユーザーの車をAncarが預かり、買取保証価格をユーザーに入金し、中古車個人間売買マーケットプレイス「Ancar」に代行出品する。
サービスの流れは、まずAncarが車を預かり車両検査を経て、最低買取保証金額をユーザーに入金する。車はAncar主導でマーケットプレイスのAncarに出品し、最低買取保証金額よりも高く売れた場合は差額の一部をユーザーに入金する。
Ancarに30日出品後、売買不成立の場合は、Ancarの査定した買取金額で買取または、ユーザーに返却される。途中返却も可能だが、手数料6万円と輸送料が発生する。
査定から取引終了まで「Ancar Repair Shop 川崎」で預かるので、出品中の車の保管場所の確保は不要だという。また、出品価格など売却条件は、契約時に取り決めた範囲内でAncarが購入検討者と交渉する。
料金は、Ancarでの売買成立時がシステム利用料+手数料6万円(税込)で、Ancar買取時は無料。
通常の買取業者による買取の場合、流通構造上、買取から販売までの間に中間業者が入り、各業者が利益を出さなければならないため、買取価格は店頭販売価格よりも安くなる。おまかせ出品サービスは、CtoC売買のため流通構造に起因する買取価格と販売価格のギャップが発生せず、高く売れればそれに見合った金額が支払われることをメリットとしている。