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表参道と明治通りの交差点、神宮前六丁目地区再開発を都が施行認可
2019年2月15日 12:09
東京都は、神宮前六丁目地区の再開発事業の施行を認可した。最寄駅は明治神宮前駅、および原宿駅。表参道と明治通りの交差点に位置し、付近にはラフォーレ原宿や東急プラザ表参道原宿などがある。
場所は渋谷区神宮前六丁目地内。施設規模は約20,550m2、地上10階/地下3階で高さは約49.5m。店舗、公共公益施設、鉄道用変電施設、駐車場などが入る。総事業費は約180億円。施行業者は東急不動産などが参画する神六再開発。
事業効果について東京都は「表参道と明治通り沿道の賑わいを結び、建物高さを抑え周辺の街並みと調和した、神宮前交差点に相応しい商業拠点を形成するとともに、建物屋上も活用した賑わいと緑あふれる歩行・広場空間を整備する」としている。
また、廃道により変形五叉路を解消。敷地西側での歩行者通路(幅員約4m)の新設整備など、歩行者ネットワーク基盤の強化を効果の1つとして挙げている。そのほか、大規模災害に備えた防災備蓄倉庫や自家発電施設が整備される。
工事着手は2020年度、建物竣工は2022年度の予定。