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よみうりランド「スーパー遊園地」計画。水族館や植物園を新設
2019年2月8日 08:15
よみうりランドが成長戦略を策定。遊園地と隣接する地域に読売巨人軍が新しい2軍球場を造るのに合わせ、「アート水族館」と「エンタメ植物園」を新設し、遊園地の枠を超える、「スーパー遊園地」計画を掲げた。
よみうりランドは、遊園地、川崎競馬場や船橋競馬場といった公営競技場等の施設運営、ゴルフ場の経営を3大事業としている。
これらのうち遊園地について、隣接地域に造る読売巨人軍の新2軍球場との相乗効果を狙った、アート水族館、エンタメ植物園といった新しい集客施設を建設。10年後の会社の売上高1.5倍、営業利益2.5倍、総合レジャー事業の利用者数2倍への拡大を目指す。
アート美術館のイメージは、最先端の技術による、美術館のようなアート性を強調した施設。観客側にも魚を浮かび上がらせ、水の世界に入り込んでいるかのように感じる演出をするという。初年度の集客目標は130万人。
エンタメ植物園は、四季を通じて花に囲まれた庭園を舞台に、小動物のパフォーマンスや、ホタルの鑑賞もできる植物園を計画。年間の集客目標は30万人。なお、エンタメ植物園を創立70周年事業としている。
また、日本一、世界一をうたえる大型コースターや、プールエリアにおける日本一と銘打てるスライダー、冬季はスケート場として活用できる大型屋内プールの新設にも取り組むという。
そのほか、京王よみうりランド駅前の開発や宿泊施設、商業施設の開発などの計画も提示した。