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DNPとJCB、スマホでのQR/バーコード決済サービスで連携

大日本印刷(DNP)とJCBは、各企業が展開するスマートフォンアプリに対し、DNPが提供するキャッシュレスプラットフォームの一部として、QR/バーコード決済サービスを実現可能とする決済基盤の開発に着手したと発表した。

モバイルQR/バーコード決済基盤(イメージ)

この決済基盤で実装できる機能は、統一技術仕様QR/バーコードの発行、プリペイドカード、クレジットカード、デビットカード等の決済手段に紐づけたQR/バーコード決済、QR/バーコード決済によるバリュー残高管理サーバーと連携したプリペイドカードの即時発行、銀行口座からの自動引き落としによるプリペイドカードへのチャージ。

金融機関、流通、小売業など各企業は、決済基盤へのAPI接続によってこれらの機能を自社スマホアプリに実装できるとしている。

DNPとJCBは、第1弾として、プリペイドカードのスキームをベースとした統一技術仕様QR/バーコード決済サービス、および銀行口座からのチャージを2019年夏頃に開始し、順次機能を拡張するという。

DNPは2012年から、スマホでの各種決済等を1つのアプリで管理できる「DNPモバイルWalletサービス」を提供。2019年1月には、各種キャッシュレス関連サービスを連携させ、カード発行会社(イシュア)や加盟店のキャッシュレス対応を支援する「キャッシュレスプラットフォーム」の提供を開始した。

JCBはQR/バーコード決済の標準化を推進。今回の連携により、両社は各種事業者のキャッシュレスサービス導入を支援するとしている。