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モスバーガー、プラ製ストロー選択制へ。スプーンなども紙製代替
2019年2月4日 11:53
モスバーガーは、2020年までに直営店全店(約250店舗)にて、テイクアウト用のスプーン、フォーク、マドラーなどプラスチック製カトラリーを紙製カトラリーに変更する。加えて、プラ製ストローにおいても一律添え付けの廃止、代替品の検討などを行なうことで、プラスチックの全体使用量を削減するとしている。
これに先駆け、1日から28日まで直営店5店舗で紙製カトラリーへの代替、ストロー添え付け廃止を実施。直営店のほか、導入店舗の拡大も視野に入れ、実験店舗でのプラスチック製品削減状況や利用客の利便性、代替製品の有効性を検証する。
実験店舗は、大崎店(東京)、吉川美南店(埼玉)、柏東口店(千葉)、関内店(神奈川)、モスカフェ江ノ島店(神奈川)の5店舗。
カトラリーが提供される対象はサラダ、スープ、コーヒー類などのテイクアウト。紙製カトラリーは、軽量で強度に優れ、水にも強いという特徴があるという。
ストローの一律添え付け休止の対象は、店内飲食でのコールドドリンク(シェイクを除く)。ストローを希望した場合は従来通り提供される。
モスバーガーは、これらの取り組みを直営店約250店舗で実施した場合、カトラリーは年間で約4.4トン程度のプラスチックを削減、ストローは、年間で約2.6トン程度のプラスチックを削減できると試算している。
また、2006年にはテイクアウト用のポリ袋を紙バッグへ移行。移行前(2005年度)の使用量から試算すると、年間約170.5トン相当のプラスチックを削減している計算になるという。