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東急リバブル、間取りの特徴が類似した物件をレコメンドするAI
2019年1月25日 16:52
チームラボと東急リバブルの共同開発により、東急リバブル公式サイトの物件検索サービスに、不動産流通業界では初となる「AIを活用した間取図解析レコメンド機能」(おすすめ物件自動紹介)を導入した。
この機能は、ユーザーが閲覧している物件の間取図の特徴をAIが解析し、東急リバブルの公式サイト内2万件超の登録物件の中から、「リビングと一体で使える部屋」「全部屋にバルコニーがある物件」等の間取りの特徴が類似した物件を探し出し、おすすめ物件として表示する。これにより、間取りの特徴を軸にした新しい不動産探しができるとしている。
解析可能な間取りの特徴は、2階リビング、ワイドスパン(バルコニー側の間口が広い)、2wayキッチン(出入口が2カ所あるキッチン)、全居室がリビングを経由する、リビングと一体で使える部屋あり、全居室バルコニーありなど。
今回導入した機能は、従来の不動産検索サイトにおいて、3DKや4LDKといった、「部屋数」で行なっていた物件検索に対し、チームラボの画像解析技術「チームラボイメージサーチ」を間取図の検索として応用したもの。
チームラボイメージサーチは、ディープラーニングを元に画像を解析。撮影した写真またはインターネット上にある写真を登録すると、そこに写っている物体(人や車や服など)を瞬時に予測・識別。さらに、数十万から数百万枚の画像の中から、予測・識別した物体に近い物体が写っている画像を検索できるという。
従来のようなキーワード検索やカテゴリ・ブランド・機能などからの検索と違い、言葉で表現が難しい雰囲気や色合いといった直感的な見た目を重視した検索が可能になるとしている。
チームラボはそのほかにも、東急リバブル公式サイトにおいて、ユーザーに合ったおすすめの物件を自動で紹介するレコメンドエンジン「チームラボレコメンド」の導入や、「チームラボAIbot」による「AIチャットボット(Myブルちゃん)」の導入等、利便性向上のサポートを行なっている。