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「宇宙下着」の技術を応用した消臭機能搭載ドレスシャツ。ゴールドウイン
2019年1月25日 12:46
ゴールドウインは、「宇宙下着」の技術を応用した消臭機能を搭載するウェアブランド「MXP」のドレスシャツを発売する。発売日は2月1日。メンズ・ウィメンズ展開で、代表的な商品の価格は15,000円。
MXPは、宇宙空間で頻繁に着替えができない宇宙飛行士向けにJAXAとゴールドウインが開発した消臭素材「マキシフレッシュプラス」を、一般市場向けに応用したウェアを展開するブランド。アンダーウェアやカットソーなどを取り扱っている。マキシフレッシュプラスの消臭機能を持つ、織物素材に適した糸を新たに開発したことで、ドレスシャツへの応用が可能になった。
マキシフレッシュプラスは、ユーカリの木を原料とした再生繊維にカルボキシル基(-COOH)をナノテクノロジーで加工したマキシフレッシュに、ポリウレタンを加えた素材。汗のニオイや加齢臭の原因物質であるアンモニア、酢酸、イソ吉草酸、ノネナールを中和し消臭するとしている。
マキシフレッシュプラスを使用した宇宙パンツ(下着)の着用実験は、2008年から複数回、日本人宇宙飛行士により国際宇宙ステーションで行なわれたという。
シャツの縫製は、熊本県人吉市に本社工場を構えるシャツファクトリー「HITOYOSHI」が担当している。
メンズはオックスフォード素材2品番とブロード素材2品番の計4品番、ウィメンズはブロード素材のみで2品番を用意。
織物素材アイテムの名称は「FINE DRY WOVEN(ファインドライウーブン)」。
代表的な商品である、メンズの「MXP FINE DRY WOVEN LONG SLEEVE STANDARD OXFORD BD SHIRT」(MX69101)の素材は、コットン55%、ポリエステル30%、再生繊維(マキシフレッシュ)10%、ポリウレタン5%。カラーはホワイト、サイズはS、M、L、XLが用意される。