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PORTER「TANKER」がオリジナルカラーでアップデート

吉田カバンのPORTER「TANKER」が、シリーズの発表35周年を記念し、1983年に最初に登場した当時のTANKERの仕様を踏襲しながら細部に至るまでアップデートを加え、1月24日に発売される。KEY CASEなどの小物入れから、BRIEFCASE、BOSTON BAGまで全50型がラインナップ。価格は7,800円から61,000円。

「TANKER」シリーズは、1983年に発表されて以来、PORTERの代名詞となっているという。アメリカ空軍のフライトジャケット「MA-1」をモチーフに開発したオリジナル生地を採用。ナイロンツイル(表面)+ポリエステル綿(中間層)+ナイロンタフタ(裏面)という3層構造の生地により、軽さと柔らかな感触を図っている。裏面は鮮やかなレスキューオレンジ。

アルミファスナーやスナップボタン、ナスカンなどの金具類は使うにつれて経年変化が表れるように、あえて塗装が剥がれるようにしているという。

カラーはブラック・セージグリーン・シルバーグレーの3色展開。今回のリニューアルで、TANKERのオリジナルカラーであるセージグリーンは、1983年発表当初の色みに近づけられている。

金属ファスナーの引き手はプレス製法で製作。1983年当初はプレス製法でファスナーの引き手パーツを製作していたものの、その後の量産体制の中で異なる製法で対応していた。今回のリニューアルを機に、発表当初のプレス製法に戻したという。

バッグの型によって、ポケットの仕様など、細かくアップデートしている。

内装の着脱可能なクリアポケットは、背面の生地を本体と同じナイロンタフタに変更。モノの出し入れを容易にするために、硬化を軽減している。

50型すべてのラインナップにポーター製のオリジナルの巾着が付属する。

PORTER/TANKER 35th ANNIVERSARY