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トンボ鉛筆「8900番」の黄色いダース箱が70周年。限定セット発売
2019年1月18日 13:58
トンボ鉛筆は、鉛筆「8900番」が黄色いダース箱になって70年を迎えたことを記念して、「トンボ鉛筆8900番 70周年限定セット」を24日に発売する。価格は890円。13,500個の限定販売。
限定セットには、「THE JAPANESE CLASSIC 70th ANNIV.」と特別に刻印された鉛筆8900番6本(HB)が、70周年を迎えた黄色い紙製ダース箱の意匠を取り入れた缶ペンケースに入っており、8900番の歴史などを紹介するミニリーフレット、ケース保護用の紙スリーブが付属する。サイズは60×185×15mm(幅×奥行×高さ)、重量は105g。
8900番は大戦が終結した1945年の秋に最も早く鉛筆生産を再開させた当時の新製品。微粒子加工をした芯が特徴の、当時1本30銭(学習用鉛筆の約3倍)の高級鉛筆で、設計製図、青写真、写真修整等を用途として供給されたという。
発売3年後の1948年に、現在に至る黄色いダース箱とオリーブグリーンの軸色が完成。以来70年にわたって踏襲してきたとしている。2011年には、「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞した。