ニュース

「171」災害用伝言ダイヤルと伝言板を体験用に期間限定開放

NTT東日本および西日本は、「災害用伝言ダイヤル(171)」と「災害用伝言板(web171)」の体験利用を、1月15日9時から21日17時まで運用する。

NTT東日本 災害用伝言ダイヤル(171)のページ

災害用伝言ダイヤル(171)は、地震、噴火などの災害の発生により、被災地への通信が増加し、つながりにくい状況になった場合に提供が開始される声の伝言板。災害用伝言板(web171)は、インターネットを利用して被災地の方の安否確認を行なう伝言板。

いざという時にスムーズに利用できるようにするため、多くの人が連絡方法を確認できるよう体験利用期間を設ける。

災害用伝言ダイヤル(171)において、伝言の録音・再生の際にキーとして登録できる電話番号は、全国の加入電話、ISDN、ひかり電話および光コラボレーション事業者が提供するひかり電話サービス、IP電話、携帯電話、PHS。利用が可能な電話・端末も同様だが、携帯電話、PHSは、契約している通信事業者への確認が必要としている。

伝言蓄積数は電話番号あたり20件。伝言保存期間は体験利用期間終了まで。伝言録音時間は30秒。

使い方 災害用伝言ダイヤル(171) 伝言の録音篇
使い方 災害用伝言ダイヤル(171) 伝言の再生篇

災害用伝言板(web171)において必要なのは、インターネットに接続ができる端末。登録可能電話番号は、災害用伝言ダイヤル(171)と同様。

伝言入力方法はテキスト入力で、1伝言あたり100文字以下。登録可能件数は電話番号あたり20件。保存期間は体験利用期間(実際の災害発生時は最大6カ月)。対応言語は日本語、英語、中国語、韓国語。携帯事業者との安否情報の相互検索はNTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー電話、ソフトバンク。事前登録された連絡先への安否情報の連絡はメールが10件、電話が1件。

使い方 災害用伝言板(web171) 伝言の登録篇
使い方 災害用伝言板(web171) 伝言の確認篇

期間中、実際に災害が発生した場合は、体験利用を中止する場合がある。

なお、定期的に体験利用できる機会を提供している。提供日は毎月1日、15日、正月三が日、防災週間、防災とボランティア週間で、今回は防災とボランティア週間に当たる。