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楽天、完全キャッシュレスの「スマートスタジアム構想」。今年開幕戦から
2019年1月10日 13:15
楽天、楽天野球団、楽天ヴィッセル神戸は、東北楽天ゴールデンイーグルスのホームスタジアム「楽天生命パーク宮城」およびヴィッセル神戸のホームスタジアム「ノエビアスタジアム神戸」において、両チームの2019年開幕戦より順次、完全キャッシュレス化する「スマートスタジアム構想」を発表した。
サービス開始日は、楽天生命パーク宮城が、楽天イーグルスホーム開幕戦(4月2日)より順次、ノエビアスタジアム神戸が、ヴィッセル神戸ホーム開幕戦(近日発表予定)より順次。
チケットや飲食、グッズなど両スタジアム内において購入できるものは、現金決済に代わり原則すべて、スマホアプリ決済サービス「楽天ペイ(アプリ決済)」、電子マネー「楽天Edy」、共通ポイントカード「楽天ポイントカード」、「楽天カード」およびMastercard・American Express・Visa・JCBブランドの各種クレジットカード、「楽天銀行デビットカード(JCB/Visa)」を含む各種ブランドデビットカードでの決済となる。
なお、完全キャッシュレス化にあたり、キャッシュレス決済の問い合わせ全般を受ける有人サポートデスクが設置される。楽天生命パーク宮城ではスタジアム5カ所、ノエビアスタジアム神戸では2カ所。
サポートデスクの主なサービスの内容は、両替、Edyカードレンタル(貸し出し、返却 デポジット管理)、Edyカードの販売、Edyカードのプレゼント(中学生以下)、チャージ機の運用、Edy、楽天ペイの説明、各種問い合わせ対応、Edy残高確認、楽天ID連携、楽天ID取得のサポート。
また、Edyカードのプレゼントを両スタジアムで実施。楽天生命パーク宮城では、楽天イーグルスデザイン、ノエビアスタジアム神戸では、ヴィッセル神戸デザインのEdyカードが新たに登場し、来場者やファンクラブの会員、中学生以下などを対象にプレゼントされる。また、楽天生命パーク宮城の4月2日の開幕戦では、来場者全員に限定デザインEdyカードをプレゼントすると発表している。
さらに、2019シーズン中、両スタジアムで楽天ペイ(アプリ決済)支払いでビール・ソフトドリンク100円OFF、グッズ購入で10%ポイントバックされるキャンペーンも開催される。
楽天生命パーク宮城では、2006年3月から楽天Edy、2018年7月には売り子販売で国内初となる「楽天ペイ(アプリ決済)」による決済を導入した。また、2016シーズンにはファンクラブ会員のメンバーズカードとして「楽天ポイントカード」を採用し、「楽天スーパーポイント」による決済が可能な店舗も拡充した。
ノエビアスタジアム神戸でも、2013年3月からクレジットカード決済や「楽天Edy」を導入したほか、2016シーズンからはファンクラブ会員のメンバーズカードとして「楽天ポイントカード」を採用するなど、キャッシュレス化を推進。
なお、楽天グループサービス以外でのスマホアプリ決済・電子マネー・共通ポイントサービスへの対応については未定。
楽天各社は、「スマートスタジアム構想」として、今後も、モバイルを活用したサービス・演出や、試合・動画コンテンツの活用、次世代の観戦スタイルの提供などを含め、「楽天エコシステム」を通じて、これまで以上に便利でストレスフリーな観戦体験の実現を目指すとしている。