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目黒区が自転車シェアリング開始。10区連携で品川、渋谷に返却も
2019年1月10日 13:20
目黒区は、1月16日から自転車シェアリング事業を開始。あわせて、会員登録をすれば目黒区以外の9区(千代田区・中央区・港区・新宿区・文京区・江東区・品川区・大田区・渋谷区)のどのサイクルポートでも自転車を借りられ、返せる、自転車シェアリング「広域相互利用」に試験参加する。
事業主体は目黒区、事業運営はドコモ・バイクシェア。
自転車シェアリングとは、会員登録した利用者が、サイクルポートと呼ばれる自転車を借り、返却できる場所で利用するもの。放置自転車の対策、回遊性の確保、環境負荷の軽減および自転車走行の支援を目的とし、実証実験として2022年3月31日まで実施される。
利用には会員登録が必要で、運営事務局ホームページから登録できる。会員登録の際に必要なものは、通話とメール受信可能な携帯電話もしくはスマートフォン、およびクレジットカード。会員登録後、自転車の操作パネルで交通系ICカード等を会員証として登録し、自転車の操作パネルにICカードをかざすか、会員サイトから利用予約して取得できるパスコードを入力することで、自転車の電子鍵が開く。
利用可能時間は、1回会員および月額会員は24時間、1日パスは購入当日の23時59分まで。基本料金は、1回会員は30分以内150円、月額会員は月額2,000円で30分以内無料、1日パスは1,500円。延長料金は、1回会員および月額会員は30分毎100円、1日パスは当日返還した場合、延長料金は発生しない。
利用自転車はパナソニック社製の電動アシスト自転車「SW」(全長170cm)。サドルの高さは調整できる。
また、サイクルシェアリング事業には利用者のケガや第三者への賠償等に対応する各種損害保険を付保している。補償限度額を超える損害については利用者負担。
サイクルポート設置場所は、目黒区総合庁舎、駒場野公園、西郷山公園、菅刈公園、東山公園 北、観音橋自転車置場、目黒川船入場、目黒区民センター公園。
なお、練馬区、川崎市への乗り入れはできない。