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福岡市天神「イムズ」が2021年度営業終了。再開発に着手
2019年1月9日 19:20
福岡市天神地区の商業施設「イムズ」の営業を2021年度内に終了し、再開発に着手することを、三菱地所が発表した。
イムズは、地下鉄天神駅および西鉄福岡(天神)駅徒歩5分の場所に立地する、ショップやイベントホールが入る商業施設。1989年4月に開業した。
現在天神地区では、福岡市による民間ビルの建て替え誘導施策「天神ビッグバン」が推進されており、開発計画が複数予定。エリアが変化していく中で、これまでイムズが担ってきた機能に加え、再開発により新たな価値を創造するとしている。
今後の事業スケジュールの詳細は未定ながら、2022年度内の新築工事着手を目標とする。
天神ビッグバンとは、2024年までに30棟の民間ビルの建て替えを誘導し、新たな空間と雇用を創出することを目標とした、福岡市が進めているプロジェクト。航空法高さ制限のエリア単位での特例承認や、官民共働型スタートアップ支援施設等のプロジェクトが進められている。
三菱地所は、本事業により「天神ビッグバン」に大きく貢献し、福岡市のまちづくりの一翼を担いたいとしている。