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LINEがオンライン医療事業参入。エムスリーと「LINEヘルスケア」設立
2019年1月8日 17:03
LINEとエムスリーは、オンライン医療事業を目的とした、共同出資による新会社「LINEヘルスケア」を設立した。2019年中にLINEを活用した遠隔医療サービス開始を予定している。
新会社LINEヘルスケアでは、LINEの国内月間利用者数7,800万人のユーザーベースと、エムスリーの医療従事者専用サイト「m3.com」における27万人以上の医師会員、16万人以上の薬剤師会員という基盤を活用。
医療総合メディア「QLife」や医師相談サービス「AskDoctors」などエムスリーグループの医療分野における知見やノウハウを活かし、LINEを活用した医療に関するQ&Aや遠隔健康医療相談、オンライン診療をはじめとするオンライン医療事業を展開する。
2019年中に、遠隔健康医療相談サービスを開始予定。さらに、法整備の進展を見ながら「m3.com」の薬剤師会員基盤を活用した処方薬の宅配サービスなども検討していく。
将来的には、病院での待ち時間の解消や、診療時だけでなく患者の日常生活における実態を把握した上での最適な医療の実現、病気や様々な症状に悩む患者のプラットフォームとして医療業界の課題解決に資するサービスの提供を目指すという。
LINEヘルスケアの資本金は1.7億円(資本準備金8,500万円を含む)。出資比率は、LINEが51%、エムスリーが49%。代表取締役には、LINE執行役員の室山真一郎氏が就任する。