ニュース

PayPay、不正利用対策でアプリ更新。クレジットカード情報入力回数を制限

スマートフォン決済の「PayPay」は18日、PayPayアプリをアップデートし、クレジットカード情報入力時の入力回数制限を設けた。iOS、Androidとも最新アプリが提供されており、12月18日以降のPayPay支払時には、アップデートが必須となる。

PayPayでは、「クレジットカードに、PayPayで利用した覚えのない請求があった」との報告があったため、14日から対策を発表している。PayPay自身からのカード情報の流出ではなく、他のサービスで流出したカード情報がPayPayで使われているとみられ、PayPayでは、不正利用が疑われる場合はカード会社に連絡するよう呼び掛けていた。

一方、PayPayの決済手段にクレジットカードを追加する際に、セキュリティコードの入力回数に制限がなく、何回も試せる仕様となっていた。セキュリティコードは3桁の数字のため、入力制限がなければすぐに判明してしまう。そのため、今回の対策では、カード情報入力時の回数制限が行なった。

PayPayには、「数十件」の不正使用と思われる報告が寄せられているとのこと。PayPayでは、アプリのレシートでの利用履歴の確認を呼びかけるとともに、不正利用が疑われる場合は、速やかにカード会社へ連絡するよう呼び掛けている。