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店でバーコードを見せてLINEポイントもらえる「SHOPPING GO」。ビックカメラなど導入
2018年12月7日 12:24
LINEは、実店舗での商品購入時に「LINE」アプリ内に表示される専用バーコードを読み取ることで「LINEポイント」が付与されるサービス「SHOPPING GO」を12月7日から開始した。ファッションブランド「earth music&ecology」国内286店舗で導入開始し、年内には家電量販店「ビックカメラ」、「コジマ」、「ソフマップ」での導入を予定している。
LINE上のショッピングサービス「LINEショッピング」を2017年6月より展開しており、商品購入額に応じて「LINEポイント」を付与。貯まったポイントは、1ポイントを1円として「LINE Pay」での支払や、各社のポイント・商品と交換できる。
この仕組みをLINEショッピング上だけでなく、実店舗にも拡大。「SHOPPING GO」では、 実店舗での商品購入時にLINE内専用バーコードを表示。それを読み取ることで、LINEポイントが付与される。
現在地に応じて、LINEポイントがもらえるお店(実店舗)を検索でき、バーコードは、LINEウォレット内にある「マイカード」と連動。LINEショッピングのオンラインショップページでも表示されるため、新しくアプリをダウンロードしたり、ポイントカードを持ち歩かずに、「LINE1つで店舗でも、お得にお買い物を楽める」という。
さらに今後は、導入店舗の近隣に立ち寄ると、 LINE上にポップアップでお知らせを送る機能なども予定。さらなる来店・購買促進を可能とするという。
7日からSHOPPING GOを導する「earth music&ecology」店舗では、最大50%オフのセールを開催するほか、購入時にSHOPPING GOのバーコードを提示すると、購入額の20%分の「LINEポイント」を還元するキャンペーンも12月21日までの期間限定で実施。
12月中旬には、「ビックカメラ」「コジマ」「ソフマップ」でも「LINEポイント」還元の対応を開始。現金払いやクレジッドカード、 「LINE Pay」など決済手段を問わず、バーコードを読み込むだけで、店舗特典に追加で「LINEポイント」が付与される。
今後のSHOPPING GOでは、LINEポイントの還元だけでなく、導入店舗のオンライン・オフラインにおける在庫データ把握や、価格比較などもLINE1つで確認できる様になるなど、ブランドのオムニチャネル化を推進するプラットフォームを目指す。2021年中の導入店舗数目標は20,000店舗。