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TAKEO KIKUCHI、1度採寸すればWebオーダーでジャストな服が届く新サービス
2018年12月6日 19:09
ファッションブランド「TAKEO KIKUCHI」などを展開するワールドグループのエクスプローラーズトーキョーは、新ブランド「UNBUILT TAKEO KIKUCHI(アンビルト)」を12月7日にスタート。同日渋谷にオープンする路面店にて発表会を実施した。
アンビルトは、1度店舗で採寸し、次からはスマートフォンからのオーダーでも、採寸したサイズデータをもとに、フィットする服を生産して届けるサービス。コーディネートは、シーズン毎にアパレルから小物、靴まで揃えた24種類が設定されており、「どうコーディネートしたら良いかわからない」といった悩みもなくなるという。
また、コーディネートは、ビジネススタイルの多様化にも対応できるよう、オン・オフの境界線が曖昧なビジネスシーンも想定し、シャツやネクタイを前提としないものも提案。素材は、ストレッチなど機能性の高い生地のバリエーションを広げ、多忙なビジネスマンに向けた着こなしを揃えるとしている。
1度来店して採寸する理由は、直接のやり取りならではの、一人一人のリアルなニーズの確認と、スピード感のあるスタッフからの発信、認識の共有を実現するため。また、Webの手軽さだけではなく、店舗にも来れる安心感を図ったという。
店舗には24種類のコーディネートが縦型クローゼットで展示されており、クローゼットの上部にあるQRコードをスマートフォンで読み込むと、公式サイトのそのコーディネートが表示され、カラー等のシミュレーションやオーダーまでスマートフォン上で行なえる。なお、公式サイトのオーダーシステムを開発したのは、3月にワールドグループとなったオム二ス。
店舗内にも、生地やカラーバリエーションのサンプルが用意されており、実物の質感や色等の確認も可能。
採寸を済ませた後は、店舗でもスマートフォンからでもオーダーできる。オーダー後は、最短10日で工場から自宅配送、もしくは店舗受取が可能。生産については、原料開発からデザイン、パターンメイキングまで、TAKEO KIKUCHIが培ってきた資産をフルに活用。縫製は、センチュリーテクノコア(弘前工場)による、完全国内生産。
サービスのターゲットはノンエイジとしつつも、中心は30代の次世代ビジネスマンとしている。
価格はオーダーセットアップが39,000円から、オーダージャケットが27,000円から、オーダーパンツが13,000円から、オーダーシャツが8,000円から。Tシャツやカットソー、シューズ、ステーショナリーなども取り揃えている。
そのほか、衣料収納サービスを開始予定。さらに、ネクタイをする機会が少ない人に向けたレンタルサービスを2019年春夏から開始。時間・空間・コストを合理化したスマートなビジネスライフを提案するD to C(Direct-to-Consumer)ブランドとして、カスタムオーダーからレンタル、ストレージサービスまでワンストップで提供するとしている。