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マンガ海賊版サイト対策で、KADOKAWA、講談社、集英社、小学館が「民間協議体」
2018年11月21日 20:01
慶應義塾大学SFC研究所 アドバンスド・パブリッシング・ラボ(APL)は、違法な海賊版サイトへの対策をはじめ、漫画文化のさらなる発展に向けた勉強会を発足。この勉強会について講談社は、「かねてより出版界の大きな課題でもあった海賊版対策における『民間協議体』に連なるもの」としている。
APLは、外部協力組織としてKADOKAWA、講談社、小学館、集英社、出版デジタル機構が参加している、インターネット時代の出版の未来を考えるためのラボ。EPUB促進のための議論、開発、実証を伴ったウェブの標準化を目指しながらメンテナンスなどを行なう。APLの代表・理事長は村井純氏。
APLは勉強会の取り組みとして、「国内外における流通基盤の整備・発展に関する研究」「電子出版の一層の普及における技術的基盤の整備・発展に関する研究」「国内外における漫画クリエーターの創作環境整備に関する研究」「違法配信サイトに対する、技術的、法的、ビジネス的対抗策に関する研究」の4つを挙げている。
また講談社は「今後、通信業界各社をはじめ、各界のみなさまと連携して違法サイトに対峙してまいります」としている。