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スタバ、日本でもプラスチックストロー撤廃へ。Uber Eats開始やデジタルオーダーも
2018年11月9日 13:42
スターバックス コーヒー ジャパンは8日、日本市場における戦略を発表。日本初の「スターバックス リザーブ ロースタリー」の出店や、Uber Eats導入を順次進めるほか、2020年半ばまでに使い捨てのプラスチックストローを撤廃する方針も明らかにした。
日本のスターバックス全店舗において、2020年半ばまでに使い捨てのプラスチックストローを撤廃。アイスコーヒー、アイスティー、アイスのエスプレッソ系ビバレッジには、ストロー不要のリッドで提供する。フラペチーノなどには、環境に優しい代替素材のストローで提供する。2019年の春からスターバックス リザーブ ロースタリーにおいて、代替素材のストローのトライアル提供を実施する。
デリバリー、デジタルオーダー、キャッシュレス支払いなどの強化にも取り組む。
11月9日からは、Uber Eatsを導入。まずは新宿2店舗、六本木1店舗の東京都内の全3店舗においてトライアルを開始し、2年間で拡大を目指す。ユーザーが、Uber Eartsアプリでスタバの商品を注文すると、配達員がピックアップして届けてくれるようになる。スターバックスでは「お客様がどこにいても、スターバックスの本格的な商品体験をお届けする」としている。
さらに、LINEとの提携を発表。2019年上半期に包括的な戦略的提携を進める予定で、「デジタルペイメントを含め様々なイノベーションを市場にもたらす」としており、2019年の前半に第一フェーズを開始する。
また、2019年中にアメリカを含む数か国で導入している「モバイル・オーダー・アンド・ペイ」のテスト導入を開始。ユーザーは、モバイルデバイスから注文した後、列で待つことなく、注文した商品をお店で受け取れるようになる。
新規出店については、3年にわたり年間100店舗の新規オープンを計画。2021年までに国内1,700店舗を目指す。
また、国内初の「スターバックス リザーブ ロースタリー」を、東京・中目黒に2019年2月28日開業する。「国内最高峰のコーヒー体験を叶える場所」を掲げ、焙煎工場を併設した店舗となり、国内初、世界で5番目の出店となる。建築家の隈研吾氏とのコラボレーションにより、一から建物を設計・建築する。