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音声を自動でテキスト化して盛り上がった話題を可視化する無料ツール
2018年11月5日 20:15
話した内容を自動でテキスト化して、さらにテキストマイニングしてくれるツール「音声認識テキストマイニング」の無料提供を、ユーザーローカルが開始した。
音声認識テキストマイニングは、音声認識した議事録をテキストマイニング処理することで、話の要点を素早く取り出すためのツール。
利用方法は、サイトURLにアクセスし、マイク入力をONにして「音声認識を開始」をクリック。話し終わった後に「テキストマイニングする」ボタンを押すと、文章中に出現する単語の中から特徴的な単語を選び出し図示するほか、単語の出現パターンが似たものを線で結んだ図などが表示される。
ユーザー登録をすると、音声認識した全文の表示や、辞書カスタマイズができる。
- 会議の議事録として利用して、どんな話題が盛んだったかを可視化
- インタビュー取材のメモ取り、テープ起こしとして利用
- 2つの会議を比較して、話題がどう異なったのかを調査
- コールセンターなどの会話を記録して、顧客の不満や要望の傾向を調べる
- プレゼンテーションの練習時に話した内容を記録しておき、あとから客観的に見直す
活用シーンとしては、以下が想定されている。
なお、テキストファイルなどをアップロードして解析することも可能で、2つの文書の比較もできる。2つの文書を比較した場合、一方によく出るフレーズや、両方によく出るフレーズなどが表示される。
ユーザーローカルは、早稲田大学の研究をもとに生まれた技術ベンチャー企業。ビッグデータ解析製品や、人工知能を活用したサポートチャットボットなどの製品を取り扱っている。