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凸版印刷と愛知県警察、360度VR映像の臨場感ある交通安全教育用シミュレータ
2018年11月1日 19:21
凸版印刷は、360度VR映像を活用した交通安全教育用シミュレータの企画制作を、愛知県警察より受託した。シミュレータは2018年11月より、愛知県内の交通安全教室などで活用される。
シミュレータは、交通心理学者の大阪大学大学院・中井宏准教授の監修により、加害者視点や被害者視点、第三者視点から見ることで視聴者に気づきを与える手法を取り入れたという。
最大20台のヘッドマウントディスプレイを、指導員のノートパソコンから同時にコントロールできるほか、ヘッドマウントディスプレイ単体での学習も可能。また、視聴者の理解をサポートするための、音声合成によるテキスト読み上げの解説ナレーションが入っている。
愛知県警察ではこれまで、交通安全教育用シミュレータを活用した参加・体験・実践型の交通安全教育を実施してきたが、機器の老朽化や汎用性に課題を抱えていた。そこで、一度に多くの人が体験でき、運搬・設置が容易で、より高い臨場感が得られるシミュレータの導入が求められてたという。