NECと三井住友のスマホ払込票「PAYSLE」がセブン-イレブン全店舗で対応

NECと三井住友銀行の共同出資により設立したブリースコーポレーション(brees)は、「PAYSLE(ペイスル)」の取り扱いを、セブン-イレブン全店舗で行なうことを発表した。2018年12月中旬開始予定。

PAYSLE利用イメージ

PAYSLEは、スマートフォンアプリ「PAYSLE」を使ってコンビニ支払いができるサービス。利用者のアプリに、紙の払込票の代わりに電子バーコードがbreesから送られ、バーコードの画面をコンビニの店頭で提示することで、紙の払込票と同様に、請求分の料金を支払うことができる。

PAYSLEのフロー(breesと請求事業者が直接やり取りする場合)

PAYSLEのフロー(breesと請求事業者が決済代行会社を通じてやりとりする場合)

アプリでは支払日の通知をしてくれるほか、支払い履歴を電子受領書で確認できる。また、クレジットカード番号を入れる必要がないので、オンライン決済に不安を覚えている人でも安心して利用できるメリットがあるという。

現在の取り扱いコンビニは、ローソン、ミニストップ、セイコーマート。また、PAYSLEを導入しているのは、化粧品会社オルビスのスマホアプリ「ORBIS」、アミューズの公式オンラインショップ「A！SMART」など。そのほか、SMBCファイナンスサービス、電算システム、GMOペイメントゲートウェイ、SMBC GMO PAYMENTの各決済代行会社より提供を行なっている。

PAYSLEは、利用者の利便性向上や、請求事業者の払込票発行・郵送コストの削減、コンビニの店頭・管理業務の効率化などを図った決済サービスとしている。

また、breesは、コンビニ払込票の印刷、発送、廃棄に関わる環境負荷の抑制や生産性向上観点から、地球温暖化対策の国民運動「COOL CHOICE」に賛同し、PAYSLEの利用者、取り扱いコンビニ、導入企業・団体と共に、持続可能な社会の実現に向けて貢献していくという。

アプリの推奨OSは、Android OS6.0以降、iOS10.0以降。