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「Tポイント投資」2019年春スタート。SBI証券×CCCマーケティング
2018年10月30日 13:06
SBI証券とCCCマーケティングは、合弁会社であるSBIネオモバイル証券を設立と、取引に応じたTポイントの付与、およびTポイントを使った金融商品の購入ができる「Tポイント投資」の提供を発表した。営業開始は2019年春予定。
営業開始までの社名は「SBIネオモバイル証券準備会社」、営業開始までにSBIネオモバイル証券に商号を変更する予定としている。
提供されるのは、若年層をメインターゲットとし、スマートフォンをメインチャネルとした、スマートフォンだけで完結する金融サービス。CCCマーケティングが培ってきたマーケティングノウハウを活かし、投資経験が少ない人にも利用しやすいサービスを提供するとしている。取扱商品は、国内株とロボアドバイザー(WealthNavi)。
取引に応じてTポイントが「貯まる・使える」ことが特徴。また、Tカードの購買データを活用して、ビッグデータ解析に基づいた投資情報サービスの提供も検討していくという。
そのほか、若年層でも始めやすい格安な手数料体系をアピールしている。
SBI証券は、1999年10月にインターネット取引サービスを開始。総合口座数は440万以上。近年では、投信積立における最低設定金額の100円への引き下げなどの少額投資サービスの充実や、NISA口座での対象商品の買付手数料無料化など、若年層・投資未経験層が資産形成の第一歩を踏み出すことを図ったサービスの提供に注力しているという。
CCCマーケティングのTカードを直近1年間に利用した会員は、日本人の半数を上回る6,788万人。共通ポイントサービス「Tポイント」には179社が参画している。なお、Tポイントはサービス開始から15周年を迎えた。
サービスの目的は、家計の金融資産のうち現金・預金が50%超を占めるといわれるなか、個人投資家の裾野を広げ、最も身近な金融サービスを実現すること。SBI証券は若年層へのさらなるアプローチ、CCCマーケティングはTポイントの新たな価値の創出が可能となるとしている。