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NECのAI技術が時代のムードをチョコで再現「あの頃は CHOCOLATE」

NECとダンデライオン・チョコレートは、AIと新聞記事を活用し、時代のムードを味わえるチョコレート「あの頃は CHOCOLATE」を開発した。

「あの頃は CHOCOLATE」は過去約60年の新聞記事のうち、印象的な出来事のあった5つの年をピックアップ。各1年分の新聞記事をAIで分析し、7つの味覚指標をもとに各時代のムードをチョコレートで再現したという。

「1969 人類初の月面着陸味」、「1974 オイルショックの混迷味」、「1987 魅惑のバブル絶頂味」、「 1991 絶望のバブル崩壊味」、「2017 イノベーションの夜明け味」の5種類を展開。ダンデライオン・チョコレートのオンラインストアで予約できる。商品引き渡し期間は、2018年12月21日から2019年2月14日まで。

価格は、「あの頃は CHOCOLATE」単品が1,620円、「あの頃は CHOCOLATE」アソートボックス(5種)が3,240円。在庫がなくなり次第販売終了。

「あの頃は CHOCOLATE」単品
「あの頃は CHOCOLATE」アソートボックス(5種)

チョコレートメーカーの開発者は、「ダンデライオン・チョコレートでは通常、生産地毎のカカオ豆が持つフレーバーの特徴に合わせて開発を行なっている。今回のように目指す味わいを決めた上で、カカオ豆の産地の選定を行ない、焙煎条件などを変えて時代毎のイメージと引き合わせていくといった手法は、わたしたちにとって全く逆の開発手順で、初めての取り組みでもあった。その時代のムードをどう引き出すか、チームで一丸となって考えた」という。

なおNECは、11月8日から11月9日まで東京国際フォーラムで、「あの頃は CHOCOLATE」に関連したデモンストレーションを、「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2018」にて展示する。