タッチパネル操作だけで貸出も返却も完結。移動もできる無人図書館

オカムラは、簡単な操作で本の貸し出し、返却ができる自動書籍貸出返却機「Media Box」を10月より発売する。

「Media Box」は利用者自身が図書の貸し出しと返却を行なうボックス型の無人図書館。収蔵冊数はA4サイズまでの本100冊。約90cmという子どもでも操作できる高さにあるタッチパネルモニター操作で貸し出し、返却が完結する。

操作方法はICカードで受付を行ない、タッチパネルモニターのリストから借りたい本をタッチするだけ。内蔵されているシステムが対象の本をピックアップし、本が取り出し口まで運ばれる。

貸出履歴がデータ化されるため、貸し出しランキングや利用者の読書傾向などを確認できる。取り出し口の開口部に手をはさまないようセンサーが設置されるなど、安全性にこだわった設計により子どもから大人まで一人で操作可能。

価格は950万円。重量は500kgとおとな数名での移動が可能なサイズ。オフィスや病院などでの小規模利用に最適としている。10月30日から11月1日までパシフィコ横浜で開催される「第20回図書館総合展」のオカムラブースにてMedia Boxを展示予定。