ニュース
マツダ「CX-5」改良。2.5リッターガソリンターボやMTを設定
2018年10月11日 21:34
マツダは10月11日、高速走行時の挙動安定など商品改良を実施したクロスオーバーSUV「CX-5」の予約受注を開始した。発売は11月22日で、価格は257万400円～388万2600円。
新しいCX-5では、パワートレーンのラインナップで変更を行ない、車両の挙動を制御する独自技術「GVC(G-ベクタリング コントロール)」を進化させ、旋回中～ターンアウト時にも作動させる「GVC プラス」を初採用して走行性能を高めた。
また、コネクティビティシステム「マツダ コネクト」が「Apple CarPlay」「Android Auto」に全車標準対応となった。特にApple CarPlayでは、iOS12以上のデバイス接続時に「Google Maps」の利用が可能になっている。
パワートレーンでは、マツダの国内向け車種として初めて直列4気筒DOHC 2.5リッター直噴ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」を設定。最高出力169kW(230PS)/4250rpm、最大トルク420Nm(42.8kgfm)/2000rpmを発生する新エンジンにより「高速域まで意のままに加速する力強さと上質感のある走りを提供する」という。
クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」機種には、トランスミッションに6速MTの「SKYACTIV-MT」をラインナップ。「クラス唯一となるMT車の設定により、SUVのドライバーにもクルマを思いのままに操る楽しさを提供する」としている。
装備面では、全車に標準装備されている先進安全技術「アドバンスト SCBS(アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート)」に「夜間歩行者検知機能」を追加。2018年度から夜間の対歩行者被害軽減ブレーキ評価を追加する自動車アセスメントのJNCAP予防安全性能評価で、新設される「ASV＋＋＋」に対応している。