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新スマホ決済「PayPay」スタート。ヤフー×ソフトバンク

ソフトバンクとヤフーの合弁会社であるPayPayは、バーコードを使った実店舗でのスマホ決済サービス「PayPay」を5日から提供開始した。

PayPayは、あらかじめ銀行口座からチャージした電子マネー(PayPay電子マネーまたはYahoo!マネー)による支払いと、クレジットカードによる支払いの2種類を選択できるスマホ決済サービス。

バーコードの読み取り方式は、事業者側が掲示したQRコードをユーザーがアプリで読み取る「ユーザースキャン」方式と、ユーザーがアプリに表示したバーコード(1次元バーコード、QRコード)を事業者側がレジなどで読み取る「ストアスキャン」方式の2通りが提供される。

加盟企業・店舗は、白木屋や魚民などを展開するモンテーローザの1,684店舗やメガネドラドラッグ47店舗、ワタミの413店舗、ジーンズメイトの70店舗、タクシー等の第一交通産業の7,800などが順次対応予定。

PayPay提供開始にあたり、ユーザー向けの特典として、新規利用登録者の全てに500円相当のPayPay電子マネーを進呈。PayPayアプリをダウンロードし、電話番号による認証を行なうだけで利用登録ができ、即時に500円相当のPayPay電子マネーを取得できる。

加盟店向けには、2021年9月末までの3年間、「ユーザースキャン」方式の決済手数料を無料とし、普及を図る。また、中国国内のアクティブユーザーが6億人以上という「Alipay」(アリペイ)アクセプタンスマーク付きQRコード設置店での、Alipayによる決済(今秋提供開始予定)の手数料も、2019年9月末までの期間、無料とする。

なお、PayPayのサービス開始に伴い、ヤフーが提供している「Yahoo!ウォレット」のスマホ決済サービスは、近く提供を終了。Yahoo! JAPANアプリからもPayPayのサービスを利用可能とする予定。