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手数料無料の個人間送金アプリ「Money Tap」。3銀行と連携しチャージ不要

2018年10月5日 11:58

SBIホールディングス子会社のSBI Ripple Asiaは、スマートフォン用送金アプリ「Money Tap」を10月4日より提供開始した。iOS/Android版が用意され、個人間の送金を安全かつリアルタイムに行なえるようになる。

Money Tap(マネータップ)は、SBI Ripple Asiaが事務局を務める「内外為替一元化コンソーシアム」で共同開発したアプリで、同コンソーシアムに参加する住信SBIネット銀行、スルガ銀行、りそな銀行の3銀行と接続し、自行内・他行あてを問わずに24時間365日いつでも直接送金できる。

送金手数料は各銀行が個別に設定するが、今回参加の3銀行は、1回3万円、1日10万円以内の送金は自行内・他行あてを問わずに無料としている。

送金先の指定は、銀行口座番号のほか、携帯電話番号やQRコードも利用可能で、指紋等の整体認証と組み合わせることでUX(ユーザー体験)とセキュリティの向上を図っている。

入出金の手間や手数料が発生するチャージ型のウォレットアプリと異なり、接続先銀行に口座を持ち、インターネットバンキング登録が済んでいれば、銀行口座間の即時決済が行なえる点が特徴。

Money Tapは、米Rippleによる決済基盤「xCurrent」を採用。4月以降に利用者を限定する形で試験運用を行なっていたが、SBI Ripple Asiaの電子決済等代行業登録と、同社と3銀行との電子決済等代行業に係る契約締結が完了したことを受け、一般利用者向けの正式サービスを開始した。