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みずほ銀行、住宅ローン審査のAI導入に向けた実証実験
2018年10月4日 17:50
みずほ銀行とみずほ第一ファイナンシャルテクノロジー(以下みずほFT)は4日、住宅ローン審査へのAI導入に向けた実証実験を開始すると発表した。
みずほ銀行に蓄積された住宅ローンデータを、みずほFTが開発したAIに学習させ、住宅ローン審査スピードの高速化と精度の向上を目指し、将来的な住宅ローン審査へのAI導入を検討する試み。
審査スピードについては、審査工程が複雑化していることを課題点として挙げており、実証実験においては、過去実績から結果を予測する機械学習モデルを構築し、審査工程の一部を機械学習モデルに置き換えることで業務負担の軽減を図るとともに、効率的でスピーディな審査体制の実現を目指すという。
審査精度の向上に関しては、「定期的な検証による継続的な精度のブラッシュがアップが重要」とし、実証実験を通して、審査モデルの精度向上に向けた管理サイクル(検証とブラッシュアップ)の運用を目指す。これにより、マーケット環境の変化に即応できる審査運営態勢を構築し、良質な貸出資産としての住宅ローンポートフォリオの増強を図るとしている。