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パナソニックのIoT賃貸住宅が荻窪に。スマホで宅配通知

2018年9月13日 14:03

Sm@rt Gran荻窪外観

パナソニックホームズは、IoT機能を組み込んだ賃貸住宅「Sm@rt Gran荻窪」(スマート・グラン)を9月に完成したと発表した。スマートフォンからの家電操作や宅配ロッカー着荷物のメール通知、スマートロックなどが賃貸物件で利用できる。

物件にはパナソニックのHEMS「AiSEG2」を導入しており、賃貸オーナーに対する高付加価値の提案と、東名阪地域における拡販を目的としたテストマーケティングという位置付け。IoT連携機能をもって、居住者の利便性と快適性を実現するとしている。

スマートフォンを使った「スマート設備コントロール」「スマート宅配システム」「スマートキーシステム」を特徴として紹介している。

スマート設備コントロールは、エアコン、照明、給湯器、電動シャッターの遠隔操作が可能。

スマート宅配システムは、宅配ボックスに荷物が届いた際のメール通知や、宅配ボックスを利用したクリーニングの受け渡しなどが行なえる。

スマートキーシステムは、いわゆる「スマートロック」で、アプリを立ち上げておくだけでエントランスの通過やエレベーターが利用でき、センサーに向けて鍵をかざすなどの動作を省略できる。

今後はNTT東日本との連携で、カメラやセンサを搭載し、最適な栽培プランの提案が受けられる「IoTプランター」の設置を試行するほか、物件の一室をモデルルームとして提案を進める見込み。

物件概要は下記の通り。