「arrows Be3」とともに健康的な生活を目指したら、まさかの事態に!?

血管年齢も測れる脈波センサーを搭載し、進化した“ウェアラブル”なスマホを1週間使い倒す

2019/06/24 | 日沼諭史

脈波センサーを搭載した「arrows Be3 F-02L」

幅広いユーザーに向けたエントリークラススマートフォンの「arrows Be」も3代目。この2019年6月にNTTドコモから発売された「arrows Be3 F-02L」は、順調に機能・性能アップを果たしている。そのなかでも抜群に面白いポイントが、ヘルスケアを目的としたプリインストールアプリ「ララしあコネクト」と、専用の脈波(みゃくは)センサーだ。

他の端末にはないarrows Be3独自のこれらのヘルスケア機能。体重がなかなか減らず毎日の生活習慣を改善したいと思っている筆者にとっては、まさに渡りに船である。さっそく使ってみよう! しかし、1日や2日、機能をちょっと試したところでその良さや効果がわかるとは思えない。なので、とりあえず1週間、きっちりフル活用してみようではないか!

健康を目指せるサービス「ララしあ」と「ララしあコネクト」

まずは「ララしあコネクト」1がどういうアプリなのかを紹介しよう。

「ララしあコネクト」アプリ

arrows Be3を開発した富士通コネクテッドテクノロジーズは、らくらくスマートフォンまたarrowsシリーズのユーザー向けに「ララしあ」というヘルスケアサービスを提供していて、このサービスのコンテンツ+αをアプリから使えるのが「ララしあコネクト」となっている。ララしあのWebコンテンツをアプリから直接閲覧して利用できるだけでなく、アプリ独自の機能としてarrows Be3のハードウェアと連携したさまざまなヘルスチェックも可能だ。

このヘルスチェックに使うハードウェアの1つが、新たに搭載された脈波センサー。背面にある四角いセンサー部に指を置いてしばらく待つだけで、血管年齢とストレスの程度がわかるようになっている。健康的な生活を送れているか、心身ともにリラックスして過ごせているか、などを簡単にチェックできるわけだ。

この四角いのが新搭載の脈波センサー

脈波センサーに指を乗せて少し待つと計測開始

血管年齢やストレスの程度がわかる

もう1つ、先代から受け継いだ機能として心拍計測機能があり、同じくララしあコネクト上で使うことができる。独自開発の技術により、インカメラに映したユーザーの顔から心拍を測定するというものだ。早ければ数秒で現在の心拍数がわかるので、忙しい朝の時間帯でもすぐにチェックできる。

インカメラに顔を映すだけで心拍を計測できる独自技術も(顔が少しいかつくなってしまった……)

定期的に計測して心拍の推移を追っていくことができる

ララしあコネクトでは他にも、端末が計測している歩数カウントや歩行速度の表示、枕元にarrows Be3を計測モードにして置くだけで睡眠時間を計測し睡眠の深さを分析できる機能、Google Fitと連携した摂取カロリーの表示などが可能。さらにララしあのコンテンツには、テーマに沿った写真撮影やアクティビティを実行することでポイントを獲得できる「ミッション」や、栄養の偏りを分析できる「食事バランスチェック」などがあり、さまざまな角度から自分の健康にコミットできるようになっている。ポイントを貯めればQuoカードやAmazonギフト券に交換できるので、チャレンジしない手はない。

歩数カウントや歩速を記録

過去のデータを振り返ることもできる

夜、枕元に計測モードにしたarrows Be3を置いて機能を実行するだけで睡眠時間を計測し、分析

Google Fitと連携して表示する摂取カロリー

「ララしあ」のトップページ

さまざまな「ミッション」が用意され、参加して達成するとポイントをゲット

ポイントを溜めるとQuoカードやAmazonギフト券に交換できる

「食事バランスチェック」では、食べたもののカテゴリーを選択していくだけの簡単な操作

毎日の食事のバランスを把握できる

シュッとしたボディになるべく、ララしあとともに1週間を暮らす

では、これらのヘルスケア機能を毎日活用すると、筆者はどれだけ健康体になれるのだろうか。シュッと引き締まったボディを想像したら、がぜんやる気がみなぎってきたので、勢い余って以下のような課題を自分に与えて1週間継続してみることにした。

●朝・昼・夜の1日3回、心拍と血管年齢を計測する
●毎日朝に体重を測る
●3食の食事を記録する(「食事バランスチェック」を使う)
●念のため摂取カロリーも記録する
●毎日なんらかのミッションを達成する
●できるだけ運動する
●毎日睡眠時間を計測する(目標は6時間)

これによって筆者の心身の状態や体重、食べているもの、睡眠時間といった私生活のあらゆる部分がつまびらかになってしまう。恥ずかしいけれどそれは仕方ないとして、1週間も継続すれば健康状態の推移もわかるようになるはず。予想では、体重や食事、カロリーを把握することで、バランス良く食べつつ体重を減らそうという心理が働き、血管年齢は若く、体重は減少傾向に。最終的にシュッとする目標を達成できるのではないか、と思っているのだが……。

なお、ララしあコネクトでは、先述の通りカロリー管理するにはGoogle Fitと連携する必要がある。しかしながら、Google Fitのアプリ自体にはカロリーを記録する機能がないため、カロリーを記録可能で、かつそのデータをGoogle Fitに連携できる他のアプリを組み合わせて使っている。今回使用したアプリは以下の2つ。参考になれば幸いだ。

●「カロリーママ」(https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.lc.caloriemama

撮影した食事写真から簡単に摂取カロリーを推測できるアプリ。一般的なカロリー管理アプリは、メニューをテキスト検索して、アプリのデータベースにある情報から選ぶ、というものが多いが、このアプリならその手間が不要になる。いちいち手入力するのに疲れて記録するのを諦めてしまった人にぜひ試してほしい1本。

●「Lose It!」(https://play.google.com/store/apps/details?id=com.fitnow.loseit

シンプルなカロリー管理アプリ。Google Fitへのカロリーデータの連携に対応している数少ないアプリの1つだ。ヘルスケアアプリによっては、カロリーを記録する機能があってもGoogle Fitとは歩数しか連携しない、というものもあるので注意しよう。今回、「カロリーママ」で推測したカロリー値を「Lose It!」に入力し、Google Fitを通じて「ララしあコネクト」にデータ連携するという手順で使っている。

初日から波乱の展開!? でも基本性能向上で軽快さがアップ

ララしあ生活、初日の朝の土曜日。起きてすぐに体重計測し、脈波と心拍を計測してから朝食をとる。初日で何か感じるところがあるのだろうか、脈波の測定では「緊張」している状態であった。血管年齢としては「39歳」と判定され、実年齢より3歳も若い。

血管年齢は実年齢より若く判定され、幸先の良いスタート。しかし緊張しているようだ

心拍数は「48」で、これはだいたい普段通りだ(筆者はいわゆるスポーツ心臓で、健康診断では洞性徐脈と診断されることが多い)。朝食は写真に撮ることを意識してしまい、いつもよりメニュー数が多い気がする。摂取カロリーはおよそ「416キロカロリー」だった。

初日の朝食。目玉焼きにウィンナー、パン2種、ヨーグルト、コーヒー(無糖)

体重は朝食前で「74.6kg」。わりとヤバい。長期的な目標は「67kg」なのである。危機感を覚え、さっそくランニングに出かけることにした。もちろんarrows Be3と一緒に。Google Fitのエクササイズ機能を使い、6.35kmを32分で走る。

スポーツ用のウェストポーチに入れてランニング。しっかりアクティビティログもとる

arrows Be3は防水・防じん性能を備えているほか、高さ1.5メートルからの落下の衝撃にも耐え、さらには米国の国防総省の物資調達基準であるMIL規格の23項目に準拠している。このような汗をかく運動や、降雨・衝撃・落下の可能性があるアウトドアアクティビティにも安心して携帯できるのがうれしい。最近のスマートフォンにはあまりないストラップホールもarrows Be3は従来通り備えているので、落下も防ぎやすいだろう。

高さ1.5メートルからコンクリートの地面に落としても耐える頑丈さを誇る

ストラップホールも用意する細やかな気遣いがメイド・イン・ジャパンらしい

しかし、昼になっても「緊張」は続いた。自覚はしていないが、習慣を変えるというのは気持ちの上でストレスになっているのかもしれない。もしくは私生活のなかでストレスに感じている何かがあるのか……。

昼食は前日に作った残り物の「おにぎり」「そうめん」「たこ焼き」などで「740キロカロリー」。夜になってようやく「平常」となったが、心拍数は「81」と大きめに出た。夕食は「卵かけご飯」に「味噌汁」、自作の「焼き鳥」などで「616キロカロリー」だった。

初日の昼食

夕食は焼き鳥(自作)など

初日のトータルの歩数は「6832歩」、「食事バランスチェック」では「9項目」を達成できた。しかし睡眠時間は目標の6時間に足りず「4時間59分」で、ララしあの「ミッション」で参加していた睡眠6時間のチャレンジに失敗してしまった。これについては翌日以降、早めに寝床につくなどして改善していくしかない。

初日の睡眠時間は4時間59分と、目標より1時間少なかった

ララしあで6時間以上睡眠をとるミッションに参加していたが、失敗に終わった。初日からこれは厳しい……

ところで、こうしてアプリをいろいろ操作していると、ディスプレイの見やすさ、タッチに対する反応の良さが今までのarrows Beと比べても際立って良いと感じる。1080×2220ドットに高解像度化、縦長化して、ひと回り大きくなった5.6インチの有機ELディスプレイは、食事写真をきれいに映し出すし、細かい文字も精細に表示してくれる。何より縦長になったことで、Webサイトやアプリの見える範囲が広がったのがうれしい。動作も軽快で、オクタコアのCPUや3GBのメモリが必要十分なパフォーマンスを発揮しているようにも思う。

画面は有機ELディスプレイ。縦長になり、大画面化した

2日目、面倒な食事の記録はタッチだけでOK

ララしあ生活、2日目。前日はランニングもしたし、食事もそこそこバランス良くとれ、摂取カロリーも決して多過ぎなかったので期待していた体重計測。結果は「74.4kg」とわずか0.2kg減に止まった。あんなに頑張ったのに……。それでも一応減ってはいるので、これを続けていけば計算上はあと37日、1カ月余り継続すれば目標の67kgを達成できるはずである(ポジティブ)。

脈波測定はどうかというと、なぜか前日に引き続き「緊張」している。しかもバランスの良い食事で血管年齢は若返りするかと思ったら、「41歳」で実年齢に近づいてしまった。この傾向は昼も続き、夜になってようやく初めての「リラックス」判定。さらなる体重減を狙って、子供たちとともにプールへ行き、200メートルほど泳いだのが良かったのかもしれない。

体重を記録するこの瞬間がわりと精神的にくる

2日目夜にして初めての「リラックス」判定

食事のほうは、朝食が「チーズ入り塩パン」と「ぶどう」、「ヨーグルト+シリアル」で「391キロカロリー」。昼食は外食で「イタリアンハンバーグ」と「辛味チキン」で「932キロカロリー」。夕食はバリエーションを意識し「白米」「味噌汁」「サラダ」「刺身」「納豆」で「582キロカロリー」の摂取。「食事バランスチェック」では2日連続の「9項目」となった。やはり写真に撮って他の人に見せることを意識すると、メニュー数や彩りを気にしてしまう。これがカロリーアップにつながらなければいいが……。

2日目の朝食。チーズ塩パンに少しのフルーツ、ヨーグルトにシリアルを加えた

ちなみに、今回のように摂取カロリーの記録までしようとすると、食事のたびに写真を撮ったりメニューごとのカロリーを確認したり、という手間がどうしても発生してしまう。そのせいで習慣づけるのが難しかったりするのだけれど、ララしあの「食事バランスチェック」ならそんな手間は一切不要。10種類の項目のうちどれを食べたか、のみをざっくりとチェックするだけなので簡単だ。その内容がグラフ化され、どんな食材が自分に不足しているのかがひと目でわかるので、「キノコが足りないから、明日は食べるようにしようかな」と、自然と食生活の改善に動けるのもいい。

「食事バランスチェック」もきちんと記録。グラフ表示すると不足しているものが一目でわかる

3日目以降、血管年齢は上昇の一途!? 気晴らしにExliderを

ララしあ生活は3日目、平日の月曜日となった。ここからはダイジェストでお伝えしようと思うが、一番ショックだったのは月曜日の朝計測した体重が「75.3kg」と前日の0.9kgアップになっていたこと。運動したにもかかわらず1kgも増えるとはどういうことなのか。やはり見栄えにこだわって食事メニューが増えてしまっているのが良くなかったのか。おかげで(?)血管年齢も「42歳」へとアップしてしまった。状態としては「リラックス」だったのが唯一の救いだ。

血管年齢の測定ではリラックスできているが、42歳とじわじわ上昇気味

体重の測り方に問題があったのだろうか……。ララしあには「コラムミッション」というコーナーがあり、そこで「体重を測るだけでダイエット?おすすめの測り方」というコラムを見つけたので読んでみたが、どうやら朝、排尿後に計測するのがいいらしい。自分のこれまでのやり方と違いはないから、つまり単純に太ったのだろう。

ただ、体重というのは常に変動するもの。長期的に見ていく必要もある、ということもコラムを読んで学ぶことができた。実にため(励まし)になるコラムではないか! しかも読んだだけで、あるいはララしあを毎日開くだけで、ポイントまでゲットできるのだ。

ララしあの「コラムミッション」に掲載されている読み物。これを読むと勉強になるだけでなく、ポイントもゲットできる

こなしたミッションによっていろいろな「メダル」ももらえる。ゲームのアチーブメントみたいなものだ

とはいえ、どうにも他人に見せることを意識してしまい、普段より明らかにバリエーション豊かに見える自宅の食事。カロリーを抑えるため昼食に和食の魚料理を続けてみるものの、体重は一向に改善する気配を見せない。「リラックス」の頻度は増えてきたが、上昇し続ける血管年齢……。そうして迎えた最終日は、忙しくてなかなか運動できない平日ながらも、なんとか時間をつくってサイクリングとウォーキングをこなし、カロリー消費に務めたりもした。

週の後半はヘルシーな和食を選ぶようにしてみた

最終日は頑張ってサイクリング

通勤にはあえて自転車を使わず、ウォーキングをこなした

ちなみにarrows Be3の使い道は、ともに運動したり、体重や血管年齢やカロリーを記録したり、といったマジメなものだけではない。気晴らしにWebコンテンツを閲覧したりもするわけだけれど、arrows Be3にはそこで便利に使える機能「Exlider(エクスライダー)」を搭載している。かつてのarrowsと同じ背面へと移動した指紋センサーは、ロック解除などを行なうための指紋認証機能に使えるだけでなく、指を置いて上下に動かすことで、手早く画面をスクロールしたり拡大したりできる。

背面に戻った指紋センサー。Exlider機能を兼ねている

指紋センサーに指を置いて少し上下に動かすとスクロール。さらに縦だけではなく左右横のスクロールも可能

指紋センサーに長めに指を置くと画面が拡大する

ワンセグもこれまで通り搭載していて、アンテナも内蔵しているので、引き出すだけでテレビ番組の視聴が可能だ。ネットの動画コンテンツだと限りのあるデータ通信量を消費してしまうが、ワンセグなら消費することなく見続けられる。それに、災害時の情報収集ツールとしても役立つワンセグは、万が一の際の安心装備にもなる。

アンテナを内蔵

引っ張り出していつでもワンセグでテレビを見ることができる

アクティビティに便利なおサイフケータイや賢いカメラ、バッテリー

ところでarrows Be3は、先述した耐久性以外にも、サイクリングやランニングなどのアクティビティ時に都合のいい機能がある。その1つが、従来機種から引き続き搭載しているおサイフケータイだ。

おサイフケータイを搭載。交通系ICカードの残高を自動で表示するカードリーダー的にも使える

それなりに本気で走ったり自転車に乗ったりするときは、できるだけ荷物を減らして身軽にしたいもの。でも、途中で水分・栄養補給をすることも考えると、買い物はできるようにしておきたい。とはいえ、買い物のために大きな財布をポケットに入れて持ち運ぶのは、重いし、汗が伝わって紙幣がしっとりしてしまう可能性もあるから論外。小銭だってじゃらじゃらさせたくはない。

そこで便利なのが、おサイフケータイの電子マネーというわけ。ランニング時はarrows Be3をスポーツ用の小さなポーチに入れ、サイクリング時は自転車のハンドルにホルダーで固定。Google Fitでエクササイズのログを記録しつつ、水分などを補給したくなったらarrows Be3だけもってコンビニや自販機へGoすればいい。

そして、走っている途中で写真に残したい印象的な景色をもし見つけたら、カメラ代わりにもなるarrows Be3を手に持って、すぐさま撮影できる。アウトカメラは有効約1220万画素のF1.9という明るいレンズ、インカメラは有効約810万画素のF2.0で、先代からは主にインカメラの性能がアップした。最近話題のAI技術による被写体の自動認識機能も引き継ぎ、花、料理、人物、夜景などを見分けながら、それぞれで最適な画質設定に自動で切り替えて撮影可能だ。

サイクリング中に出会った印象的な景色をarrows Be3でパチリ。AI機能で花を認識し、最適な画質に調整してくれる

あまり見栄えするとは言えない食事もきちんと認識

夜景もAIで瞬時に判別。思い出をきれいな写真で残せる。さらに、花火のときは「花火」ボタンを押すだけで花火に最適なモードになる

動画撮影時の「LiveAutoZoom」機能も先代から引き継ぐ。被写体をタッチするだけで自動でズームしたり、動く被写体に追従したりでき、簡易的な動画演出が可能になる

細かいところながら、バッテリー容量がアップし、2,780mAhとなっているところもarrows Be3の進化点。たとえば充電せずに睡眠計測を実行しても、翌朝のバッテリー残量は92%と、たった8%しか減っていなかった。20km(1時間)ほどのサイクリングでは、エクササイズのログを残していたにもかかわらず、帰宅後に見てみると減ったのはわずか4%だったりもした(ディスプレイをオフにしていたこともあるだろうけれど)。

でもって、こうやってアウトドアで使ったり、長期間にわたって使い続けたりすると、arrows Be3が汚れてしまうこともある。しかしそこは泡タイプのハンドソープや国内メーカーの食器用洗剤で「洗えるスマホ」2。気になったらいつでも手洗いOKで、常に清潔に使えるのだ。

汚れても泡のハンドソープなどで手洗いできるので、いつでも清潔

結果発表!

そんなこんなで、1週間続けたララしあ生活はどんな結末を迎えたのか。期間中のデータを表にまとめたのがこちら!

【表】1週間のララしあ生活

血管年齢は徐々に上がっていった

心拍の推移はこんな感じ

睡眠はやや不足気味かも。6時間を超えたのは2回のみだった……

食事バランスチェック。キノコをほとんど食べなかったのが悔やまれる

うーん……、体重は結果的にはほぼ維持したままとはいえ、悲しいことに血管年齢は1週間前の+7歳と、実年齢を超える結果になってしまった。それでも序盤の緊張状態はほぼ解消されて「リラックス」が増えたのは良かった部分かもしれない。こうして表にして振り返ってみると、カロリー過多になりがちなのは派手に外食した日ばかりで、見せることを意識して品目数を増やしたからといってカロリーが多いわけではないこともわかる。

arrows Be3にプリインストールされている「ララしあコネクト」は、自身の食生活を気にかけるいい機会になることは間違いない。もちろんヘルスケアに役立つだけでなく、arrows Be3は落下や衝撃に強く、洗うこともできる高い耐久性能はやはり大きな安心材料。わりとタフネスなバッテリーライフも実現していることで、アクティビティを記録する際のウェアラブルな相棒としても心強い。エントリークラスのスマートフォンではあっても、こだわりの使いこなしができるなかなかに奥深い1台なのだ。

「ララしあコネクト」がバージョンアップ

筆者の体験後にバージョンアップした「ララしあコネクト」の新しい画面をいくつかご紹介しておこう(2019年6月4日バージョンアップ)。

左がトップ、中央が歩数のランキング、右が血管年齢。グラフが非常に見やすくなっている

左が心拍数、中央が睡眠時間、右が歩数。日・週・月・年ごとにグラフを確認できる

arrows Be3 F-02L


  1. 2019年6月4日にララしあコネクトがバージョンアップして表示画面が変更になりました。本記事での使用写真は6月4日以前の旧バージョンでの表示画面となります。 [return]
  2. 無故障を保証するものではございません。ついた泡は、水道水でしっかりすすいでください。濡れた状態では、充電しないで下さい。詳細はarrows Be3 F-02L製品サイトにて紹介中です。 [return]