実はこんなに簡単たのしい! MIL規格準拠のスマートフォンで楽しむ水中撮影

夏秋のアクティビティに最適!

2016/09/26 | スタパ齋藤

MIL規格準拠のスマホで水中撮影にチャレンジ!

そろそろ秋なんですけど、やはりこの季節はアウトドアが楽しいですな〜♪ 涼しくなりつつ虫も減りつつ快適! 食べ物もおいしいのでバーベキューなんかもサイコー! 空気も乾いてきて、秋へと変わりゆく風景もキレイですな〜♪ それからワタクシ的には、河川での水中撮影が楽しくなる季節でもあります。

気候的に落ち着く季節なので、川の水量も安定してきます。と同時に、水の中も澄んできますな。さらに、冬に向けて魚もけっこー活動的になります。

……安定水量、澄んだ水、活発な魚! すなわち河川での水中撮影が俄然楽しくなってくる季節なんですよ! 河川なら浅いトコロでも意外に魚が多いんですよ! だから手軽&楽しく水中撮影ができるんですよ! 自然の川の中で自由に泳ぐ魚の姿、そして美しい水中の様子、コレを動画で撮って鑑賞するのは、も〜の凄く楽しいんですよ〜♪

ただ、ちょっとアレなのが、「さぁ水中撮影しに川に行くゼ!」的に、少し気合を入れないと、なかなか実行に移せない点。少々の準備が必要になるんです。

まずはデジカメですが、当然、防水仕様じゃないとダメ。さらに、広い視野を収められる「広角レンズ」を搭載している必要があります。水中では屈折率の違いから、空気中よりも実質の焦点距離が短くなり、画角が狭くなります。具体的には、水中ではレンズの焦点距離が約1.3倍になっちゃいます。要は「水の中では空気中よりも狭い範囲しか写らない」んですな。なので、多くのケースで、なるべく広い画角が得られる広角レンズを使う必要が出てきます。 また、水中は意外に暗めなので、その広角レンズが「明るいレンズ」である必要もあります。

水中撮影というと、通常はタフな防水対応アクションカメラや、カメラ用防水ケースが必要だったりする

もうなんかこの時点で、「そーゆーデジカメ持ってないから」と超楽しい水中撮影を諦めちゃう人が少なくないんですけど、まあソレがフツーですよね。もっと手軽に、たとえば手持ちのスマートフォンで水中撮影できたら楽しいのになあ……と思って止まないワタクシです。

ところが! 探してみたら、水中撮影にバッチリよく向くスマートフォンがありました〜♪ 富士通の「arrows M03」です。Android対応のSIMフリー・スマートフォンですが、米軍規格準拠の耐久性(ミルスペック)を備え、優れた防水性と防塵性があります。具体的には防水がIPX5/IPX8で、防塵がIP6X。防水性に関しては、緩い流れの川なら30〜50cm程度での水中撮影ができると思います。

それからこの「arrows M03」レンズ性能もバッチリ。アウトカメラは22mmの広角レンズ(インカメラも23mmの広角)です。ので、水中撮影しても「写る範囲がな〜んか狭い」ってコトにはならず、水中を広々と撮影することができます。さらにっ! 「arrows M03」のレンズは明るいっ! スマホなのにF値が2.0! これなら暗めの水中でもバッチリ撮れま〜す♪

ちなみに動画は1920×1080(30fps)のフルHDムービーが撮影できます。もちろんmicroSDカードが使えますので、たっぷりと動画を撮れます。Android端末なので、撮った動画をハイビジョンテレビで再生する方法も多々あります。

ちなみに、NTTドコモから発売している同型機の「arrows SV F-03H」も、スペックは同一なので同様に水中撮影にバッチリ!使用できます。また、ハイスペック機のNTTドコモ「arrows NX F-02H」もやはりMIL規格準拠なのでOKです。

ともあれ、早速「arrows M03」で秋の水中撮影を。渓流に行って渓魚を撮影するゼと、いざ出発です!

arrowsラインアップの多くはMIL規格準拠で、カメラも高画質なので水中撮影はバッチリ

「arrows M03」でサクッと水中散歩♪

さあ、現場に到着し、いよいよ水中撮影開始。今回は皆さんにもお見せする水中撮影ということで、「arrows M03」を水中に入れるゴツい自撮り棒的なものを持参しました。川の中央近くの、魚がたくさんいそうな場所に「arrows M03」を沈めるためですな。

でも、裸足にビーチサンダルなど、水に入れる服装なら、よくある自撮り棒を使っての水中撮影もできると思います。ほかにも色々な撮影方法があると思いますが、スマートフォンやカメラの水中への紛失にはくれぐれもご注意を。「arrows M03」の場合はストラップホールがありますので、ストラップ類を紛失防止に利用するのが手軽でしょう。

スマートフォンを装着できる自撮り棒的な製品があるとナイス

ともあれ、前置きはこれくらいで。実際に水中で撮った動画をご覧ください〜♪

ニジマス、ヤマメ、イワナなどの泳ぎを鮮明に激写!

てな感じで、なかなか良くないですか〜コレ!? 意外にたくさん魚がいて、泳いでいる姿もバッチリ捉えることができました。

自画自賛ではありますが、こういう映像をただただ鑑賞していると、な〜んか癒されるんですよね〜。いつもは見られない水中の様子、魚の動きなど、見ていて飽きませんのでアナタもゼヒ!

このように撮影しています

ちなみに、「arrows M03」での水中撮影ですが、何ら問題なく撮れました。実際にやってみる前は、正直ちょっと不安要素がありました。たとえば「タッチパネルだから水中で誤動作して撮影が止まったりしないか?」「ピントが合わないのではないか?」等々。しかし問題は何ら発生せず、ホントに「サクッと」撮影ができてしまいました。

おもいっきり水に浸かっていますが、問題なく撮影できています

これなら、「arrows M03」をメインのスマートフォンとして使い、「あっ魚が居そうな川を発見!」「綺麗な流れを見つけた!」というとき、即、水中撮影ができます。デジカメ要らず。水中撮影好きとしては最強に欲しいSIMフリースマートフォンです♪

アウトドア全般に強い「arrows M03」!

この「arrows M03」、水中撮影のみならず、アウトドア全般に強いスマートフォンです。防水・防塵性能は当然のように備えているわけですが、それ以外に耐衝撃、耐振動、耐日射、防湿、塩水耐久、高温動作、高温保管、低温動作、低温保管、低圧動作、低圧保管など多種多様の「タフな耐環境性能」を備えています。アウトドアによく出掛けるワタクシ的には、これらの性能の多くが魅力的です。

水濡れはもちろん余裕!なうえに衝撃や振動にも強いんです

たとえば、耐衝撃や耐振動。自転車やオートバイに乗るときもスマートフォンを多用しますが、これらの乗り物は意外なほど振動が多いんです。また、段差に乗り上げた瞬間の「ガツン!」という突き上げも。「振動や衝撃でスマートフォンが壊れないかな?」という不安がいつもあるわけですが、「arrows M03」ならそういう心配をしなくて良さそうです。

それから、耐日射や高温動作、高温保管という点。自転車のフロントバッグやバイクのタンクバッグの上面マップケースにスマートフォンを入れておくことが多いんですが、直射日光が当たると「スマートフォンが高温のため使用不能」になることがけっこーあるんです。スリープ状態でも、本体がある一定以上熱くなると使えなくなっちゃうんですな。「arrows M03」の場合はそういった問題も回避。多少熱がこもっても端末を使えちゃいます♪

ほか、真冬のキャンプや雪の中でのアクティビティなどでも、低温動作・低温保管といった性能が備わっているのでより安心できます。高地によく赴く方にとっては、低圧動作・低圧保管という性能が安心感につながると思います。

なんか、外見的にはスマートでオシャレで都会的なスマートフォンですが、その実、モロにアウトドア仕様だったりもする「arrows M03」なんですな。また、SIMフリーという点も、気軽に格安SIMなどと組み合わせての低コスト運用が現実的なのでナイス。「arrows M03」はもちろん普通一般のシーンでもシッカリ役立つ現代的スマートフォンですが、さらに「アウトドアなど過酷な環境でも問題なく使えるSIMフリー端末が欲しい」というなら、ぜひゼヒ是非、一度チェックしてみてください♪

※1:個人の責任で使用下さい。使用後はよく乾燥させてください。
※2:MIL規格14項目準拠について
米国国防総省の調達基準(MIL-STD-810G)の14項目、落下、浸漬、粉塵、塩水噴霧、湿度、太陽光照射、振動、風雨、高温動作(60℃固定)、高温保管(70℃固定)、低温動作(-20℃固定)、低温保管(-30℃固定)、低圧保管、低圧動作に準拠した試験を実施。本製品の有する性能は試験環境下での確認であり、実際の使用時すべての状況での動作を保証するものではありません。また、無破損・無故障を保証するものではありません。

●撮影協力/ベリーパーク イン フィッシュオン! 鹿留
住所:山梨県都留市 鹿留1543 TEL:0554-43-0082
URL:https://www.sisidome.jp/

arrows M03

arrows SV F-03H