たのしいAQUOS

スマートフォンAQUOSの「中の人」エモパーがバージョンアップで新キャラ追加!

2015-03-20 Reported by 法林岳之

キャリア各社のスマートフォンAQUOS冬春モデルから搭載され、着実に支持を拡げているエモパー。自宅では音声で、外出先では画面を通じて、そのときのシチュエーションにあった話題で話しかけてくれる。思わず微笑んでしまうようなひと言に癒されることも多く、一度、設定すると、ハマってしまう不思議な魅力を持っている。

手を替え品を替え、様々な話題で楽しませてくれるエモパー

このエモパーを楽しめるのは、今のところ、AQUOS ZETA SH-01G、 Disney Mobile on docomo SH-02G、AQUOS SERIE mini SHV31、 AQUOS CRYSTAL Xの4機種。キャラクターは、SH-01G、SH-02G、AQUOS CRYSTAL Xの3機種が「えもこ」「さくお」「つぶた」の3種類で、今年に入って発売された SHV31では加えて、いつもアツいキャラクター「おれんじん」を選ぶことができた。

当初は開発者の「あまりしゃべりすぎると、うるさがられるのでは?」という配慮もあり、エモパーが話しかける頻度は少し控えめだったが、発売後のアップデートで頻度を増やしたり、暗いところでは小さい声で話す機能も追加されてきた。

そして、3月に入り、大幅なアップデート「エモパー バージョン1.5」が公開された。今回のバージョンアップはこれまでのパラメータ調整のようなアップデートだけでなく、新機能も追加され、メジャーバージョンアップのような印象。すでにエモパーを楽しんでいる人はぜひアップデートをおすすめしたいし、エモパー対応のスマートフォンAQUOSを利用していてもエモパーを使っていなかった人も要チェックだ。

注目はキャラクターのダウンロードによる追加機能が搭載されたことだ。これまでのプリインストールされている3種類、もしくは4種類のキャラクターに加え、Google Playからダウンロードして、新たにキャラクターが追加できるようになったわけだ。

このキャラクターのダウンロード機能により、これまでSHV31のみに提供されていた「おれんじん」がSH-01Gなど、他の対応機種でも追加できるようになったんだけど、もうひとつ「秘書 桜田かおる」という新キャラクターが追加されている。

この「秘書 桜田かおる」はTwitterなどで話題の一コマ漫画「サラリーマン山崎シゲル」の作者、田中光(タナカダファミリア)が描いたキャラクター。「おっとりぶっとぶエモパー」というキャッチコピーが付けられているけど、エモパーの定番キャラ「えもこ」とはひと味違った不思議テイストでしゃべってくれる。

これまでのエモパーを超える強烈なキャラクターの「桜田かおる」。詳細はエモパー公式サイトでチェック

設定方法はGoogle Playのマイアプリでエモパーをアップデート後、設定メニューから[便利機能]-[エモパー]-[エモパー選択]の順に選び、エモパー選択の画面で[サイトからエモパーを追加する]をタップする。「emopark(エモパーク)」のWebページが表示されるので、ダウンロードしたいキャラクターの[Google Play]のリンクをタップすれば、Google Playからダウンロードされ、インストールされる。あとはアプリを開くと(起動すると)、キャラクターの説明画面が表示され、[エモパー選択へ]をタップすれば、エモパー設定画面で選べるようになる。ちなみに、キャラクターを変更してもこれまでエモパーが学んできた情報は継承されるので、とりあえず、ちょっと試してみるのもいいだろう。

キャラクターはGoolge Playからダウンロードできる。Google Playで直接検索してもOKだ

アプリと同様にインストールすることで、エモパーの選択画面に出現

今回のバージョンアップでもうひとつ大切なのが話し方。エモパーでは使う人、つまり自分のニックネームを登録することができたけど、読み方のアクセントが自動で決まるため、設定したニックネームによってはちょっとおかしく聞こえてしまうところがあった。それはそれで味があって、好きな部分でもあるんだけど、今回のバージョンアップではニックネームのイントネーションを選択できるようになっている。

設定方法は設定メニューから[便利機能]-[エモパー]-[あなたについて]-[あなたのニックネーム]の順にタップし、ニックネームを入力後、[OK]をタップする。「呼びかたを選ぼう」の画面が表示されるので、[呼びかた1][呼びかた2][呼びかた3]のいずれかをタップして、実際の呼びかた(呼ばれ方)を聞いてみて、しっくり来るものを選ぶという流れだ。

これまでは名前を入力するだけだったが……

バージョンアップにより、イントネーションを選べるようになった

この他にも星座占いを毎日、しっかり話すようになったり、「映画情報」や「急上昇ワード」のお話が各機種で楽しめるようになるなど、細かい部分も改良されている。今まで以上にエモパーが楽しくなり、ますますAQUOSスマートフォンが手放せなくなった印象だ。

さて、最後にもうひとつうれしいというか、気の利いたニュース。実は、今回のバージョンアップを発表した際、同時に従来のシャープ製スマートフォン23機種で使える簡易版「エモパーLite」が公開されることが明らかにされた。対象となるのは2012年秋冬モデル以降のAndroidスマートフォンで、プラットフォームはAndroid4.1以降、メモリ(RAM)は1.5GB以上が必要とされる。エモパーLiteはフル機能版のエモパーに比べ、一部機能やコンテンツが制限されているけど、従来機種ユーザーでもエモパーを楽しめるわけだ。しかも、エモパーLiteの利用で蓄積された情報は、エモパーの「記憶の保存」メニューもしくはGoogleアカウントでのバックアップ機能を利用することで 次の機種に引き継ぐことも可能だ。 従来機種を使っていて、次はエモパーのAQUOSスマートフォンを楽しみたいと考えていた人もひと足早く体験できるわけだ。

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