たのしいAQUOS

Swipe Pairで2台のAQUOS CRYSTAL Xを連結

2015-02-03 Reported by 法林岳之

2台のAQUOS CRYSTAL Xをつなげて楽しめる「Swipe Pair」

まるで液晶ディスプレイそのものを持ち歩いているようなAQUOS CRYSTAL Xのフレームレスデザイン。それを活かした機能をひとつ紹介しよう。街中や展示会などで、狭額縁のディスプレイをいくつもつなげて、ひとつの大きなスクリーンを構成するデジタルサイネージを見かけることがあるけど、あれに似たような見せ方を楽しむことができる「Swipe Pair」という機能だ。

この機能は2台の端末を並べ、両方でSwipe Pairのアプリを起動し、画面をなぞるだけで、簡単にペアリングができるというもので、片方の端末で撮った写真をもう片方の端末にドラッグ&ドロップすると、2つの端末の画面を連結して、ひとつの大きな画面として、1枚の写真を表示することができる。横長の写真を撮影したときなどに、さらに大画面で楽しめるわけだ。

Swipe Pairが利用できるのは、昨年12月発売の「AQUOS CRYSTAL X」、昨年8月発売の「AQUOS CRYSTAL」の2機種。「 AQUOS CRYSTAL X 」は端末にプリインストールされている。 「AQUOS CRYSTAL」で利用する場合は、 Google Playで「Swipe Pair」を検索してインストールしよう。

Swipe Pairの使い方はいたって簡単。2台のAQUOS CRYSTAL Xを並べ、双方でSwipe Pairを起動。BluetoothがOFFになっているときは、ONに切り替える画面が表示されるので、指示に従って、そのままONに切り替える。しばらくすると、それぞれの端末が認識され、2台のAQUOS CRYSTAL Xの画面をなぞると、準備完了。

両方の端末でSwiper Pairアプリを起動

端末のサーチが始まる

サーチが完了したら、両方の端末をまたがってスワイプしてペアリング

ペアリングが完了し、写真一覧が表示される

AQUOS CRYSTAL Xの画面には撮影した写真が表示されているので、コピーしたい画像を長押しして、そのままもう片方のAQUOS CRYSTAL Xの方へドラッグすると、2台のAQUOS CRYSTAL Xにまたがるようにして、画像が表示される。たとえば、端末を横向きにして撮影した横長の写真は、2台分の画面でワイドに表示されるので、いつもよりも大きく表示することが可能だ。ちなみに、2台の端末間で画像をドラッグするとき、端末が少し動いてしまうことがあるので、誰かに軽く端末の側面を押さえてもらうと、操作しやすい。

表示したい写真をもう一方の端末にドラッグする

写真が双方の端末にまたがって表示された。写真はもう一方の端末にコピーされている

写真を見終わったら、[戻る]キーでSwipe Pairを終了すれば、コピー先のAQUOS CRYSTAL Xにもちゃんと先ほどの写真がコピーされている。写真を受け渡すだけなら、メールに添付したり、Bluetoothで転送することもできるけど、フレームレスデザインのAQUOS CRYSTAL XとAQUOS CRYSTALなら、Swipe Pairを使って、もっと違った楽しみ方ができる。『AQUOS CRYSTAL仲間』が居たら、ぜひ一度、試してみて欲しい。

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法林 岳之

1963年神奈川県出身。携帯電話やスマートフォンをはじめ、パソコン関連の解説記事や製品試用レポートなどを執筆。主な著書は「できるWindows 8.1」をはじめ、「できるポケット docomo AQUOS PHONE ZETA SH-01F 基本&活用ワザ 完全ガイド」「できるゼロからはじめるタブレット超入門 Android 4対応」「できるポケット au Androidスマートフォン 基本&活用ワザ 完全ガイド」「できるWindowsタブレット Windows 8.1 Update対応」など、数多く執筆。Impress Watch Videoで「法林岳之のケータイしようぜ!!」も配信中。ホームページはこちら