たのしいAQUOS PHONE

本気でうらやましい! 「AQUOS PAD SH-06F」

2014-09-17 Reported by すずまり

昨年発売の「AQUOS PAD SH-08E」(右)から新製品の「AQUOS PAD SH-06F」への進化ぶりに愕然!(左)

昨年の夏に発売された「AQUOS PAD」をガチで使っています。わたくしはNTTドコモから発売の「AQUOS PAD SH-08E」ユーザーですが、auからも同型の「AQUOS PAD SHT22」が発売されていますね。最寄り駅から出るような外出のときは、必ず連れて行く定番タブレットとなっております。

もともとタブレットは好きだったのですが、国内旅行にSH-08Eを携帯してみたら、軽くて携帯しやすいわ、バッテリー気にしなくていいわ、電波を気にせずどこにいても高速で使えるわ、ルート検索から情報検索まで余裕でこなすわと猛烈に感動。以来、すっかりハマってしまったのでした。

いろんな顔を見せてくれるところもいいですね。電車の中や病院の待合室では読書端末に。打ち合わせではEvernoteやDropboxから資料を表示したり、調べものに使っています。パソコンを携帯するときは当然モバイルルーターとして1日中働いてます。最近ではカーナビが空中を走っているような環境でもGoogleマップのナビ機能が使えたりして、道案内のサポートもしてくれて助かりました。画面が大きいので地図が見やすいところもいいです。メインのスマートフォンのバッテリーが怪しくなっても、スタミナ十分なのでいざというときの連絡手段としても頼りになります。

そのAQUOS PADが1年で新しくなってしまいました。「AQUOS PAD SH-06F」の登場です。お借りして手に取ったファーストインプレッションは「キーッ。悔しい!」でした。

軽くて薄くてさらにわしづかみやすくなってた。悔しい!

まず明らかに軽くなっています。重さが約288gというSH-08Eもかなりコンパクトで軽いと思っていましたが、SH-06Fは約233gしかありません(LTE対応タブレットとして世界最軽量とのこと!)。約55gの差は持ってハッキリわかるレベル。コンパクトさは数値でいうと、SH-08Eは高さ約190mm×幅約107mm×厚さ約9.9mm(最厚部 約10mm)であるのに対して、SH-06Fは高さ約175mm×幅約106mm×厚さ約8.4mm(最厚部 約8.7mm)。どこをとっても小さく薄くなっていて、女性でも片手持ちが可能です。ていうかですね、SH-06Fを持ってしまうと、SH-08Eが重たく感じて困ります。

さらにボディのバランスがいい。SH-06Fは新書サイズ。SH-06Fを見慣れると、SH-08Eはやけに長く見えてしまいます。この“長い”という印象は、読書やブラウジングのときに響いてくるんです。

同じ7インチなのにSH-08Eは狭く感じてちょっと落ち着かない。もう少し横幅あったらいいのにと思ってしまいます。それをSH-06Fには感じません。三辺狭額縁の「EDGEST」が採用されて、SH-08Eの画面占有率が約72%だったのに対して、SH-06Fは約81%にアップ。表示部分の面積が変わったわけではないのに、大きく見えて全体のバランスも安定し、まったく違和感がありません。正直、ここまで印象が変わるかと驚きました。

三辺狭額縁の「EDGEST」は、画面がとても広く感じます

操作性もかなりアップして、本体の重量同様に「軽く」なっています。画面スクロール時の指の吸い付き具合がよく、文字入力時の反応がかなり速くなった気がします。

これらの進化の影響は大きく、お出かけのお供からさらに活動範囲を広げ、自宅内でもこれまでスマートフォンを使っていた場面で手に取るようになってきました。部屋をうろうろするとき持ち歩き、行儀が悪いとは知りつつも、ゴロ寝しつつニュース記事見たり、本や雑誌を読みながら食事するようになってしまいました。

レスポンスもいいので、ささっと調べ物ができるのです

そう。 軽くて持ったときのバランスがいいので、いろんなスタイルで読むのにとても都合がいいのです。新書サイズというだけあって、電子書籍を楽しむブックリーダーとしても最適。特に漫画なんかはサイズがぴったりです。電子書籍の中でも、漫画はあまり手を出さないクチなんですが……GALAPAGOS STOREで始まった「ブラウザビューア」だと、アクセスしたらそのままWebブラウザー内で読めちゃうので、ひまな時間に気がつくと漫画を読んでおり、とても危険です(苦笑) 。

ゴロ寝でGALAPAGOS。無料で「海猿」や「るろ剣」など読んでしまいました

アプリの「電子書籍GALAPAGOS」などは、ページめくりがぴゅんぴゅんになって非常に快適です。実はブックリーダーとしてのSH-08Eがそんなに遅いと思っていなかっただけに、これも衝撃。液晶はIGZOで綺麗なんですが、心なしか文字がさらにクッキリしたような気がします。これは新開発のバックライトによるものだそうです。

内蔵ペンがなくなったのは残念ですが、その分薄さの恩恵は十分。手書きメモの感度も改善されていて、書きやすくなっています。ペンは別売でも用意されているほか、「本体設定→便利機能→先細ペンを使う」にチェックを入れると、SH-08E付属のペンも使えるようになるので、そちらを利用しても良さそうです。

手書きまわりの機能も健在

SH-06Fは7インチタブレットとして完成度が高まりまくっており、触れば触るほどジェラシー! ガチで買い換えなくてはと思っています。キーッ!

やっぱり外でいいわ~便利だわ~! もう戻れないわ……(汗)

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すずまり

プログラマからISPの営業企画、Webデザイナーを経て、現在はIT系から家電関連まで、全身を駆使してレポートするフリーライターに。カメラを中心にガジェットを好む。趣味は写真と料理。著書に「Facebook仕事便利帳」「iPhone 4S 仕事便利帳」(ソフトバンククリエイティブ)、「Facebook Perfect Guide Book」(ソーテック社)など。