|
|
|
|
またの名を"CGやじうま モッティ"。CG雑誌・書籍編集者を経てフリーライター兼編集者。3DCGやDTVの世界に首を突っ込み続けることを生きがいとしている。最近はDTMにも首を突っ込もうとしているが奥の深さにちょっと尻込み中。国内有数のミカンの里在住。愛するチームもオレンジ色を基調とする。愛犬の名前は当然「パル」。 |
|
|
|
|
|
ムービー編集というと、ビデオカメラからパソコンに映像を取り込んで、いらないところを削りながら並べ替えて、場面と場面の間に切り替え効果を加えて、テロップや特殊効果を加えて・・・・・・というような手順で説明されることが多いが、どんな場合でもこのとおりにしなければならないということはない。カメラで写した映像や、CGソフトで作ったアニメーションなど何もないところから、つまり"ゼロから"映像をつくっていく手法もある。
そういった手法の中でテレビ・映画のオープニングやCM、ミュージックビデオなどでよく目にするのが、テキストのアニメーション。モーションタイポグラフィなどと呼ばれる。複雑に文字が飛び回るハデなものもあれば、シンプルに文字が流れていくだけでも見る側に強い印象を与えるものもある。
でも、こういったテキストアニメーションを作るには高価な専用ソフトが必要・・・・・・としり込みしてしまう人もいるだろうが、Windows XPならWindows Updateで入手可能な「Windows
ムービー メーカー 2」でかなりのことができてしまうのだ。Windows ムービー メーカー 2上で文字を動かすのにはムービーの編集作業中に"タイトルとクレジットの作成"を選べばよい。
Windows ムービー メーカー 2では、文字のみのタイトルと、ムービーの映像上に挿入(オーバーレイ)されるタイトル、そして出演者や制作者の名前を列記できるクレジットをつくることができる。テキストのアニメーションやスタイルの違いによって43種類のプリセットエフェクト or 効果が用意されている。いろいろといじってみるとおもしろいが、筆者がオススメするのは"ロールタイトル"だ。これだけでけっこう見栄えのするテキストアニメーションができあがる。
サンプルムービーはこちら |
|
|
|
半透明で大きさの異なる複数の文字が重なりながら移動する"ロールタイトル"。ゴシック系やサンセリフ系で太めのフォントを選ぶと見栄えがよい |
|
|
|
|
|
ムービーや画像と組み合わせるのなら、画面下にバナーを表示して、その上に文字を流す"紙テープ"や"ニュース
バナー"もかっこいい。ニュース番組などで中継レポートの冒頭によく使われるスタイルだ。また、これらのスタイルの応用で、ムービーを画面左上に縮小して表示する"ニュース
ビデオ"もおもしろい効果が期待できる。 |
|
|
|
ムービーと組み合わせるのであればバナー上に文字を流すタイプがオススメ。文字を欧文にするだけで、海外テレビを見ているような錯覚に陥るのは筆者だけ? |
|
|
|
|
|
"タイトルとクレジットの作成"設定画面だけでもバリエーション豊富なムービーがつくれるが、ちょっと手を加えてみよう。たとえば両サイドに縦書きで文字を配した静止画をつくり、その中にクレジットを下から上へ流す、なんていうことも考えられる。縦書きの文字以外に左右に縁取りを配したりしてもOKだ。静止画を、ウインドウ最下部にあり時間軸上で編集できるタイムライン上で追加すれば、クレジットのアニメーションはそのままに、背景を切り替えるということもできる。文字が動いていく先の背景に何か描いておいて、あたかも文字がそれを目標に動いているようなムービーを作ってもおもしろい。
サンプルムービーはこちら |
|
|
|
タイトルとクレジットの設定だけではなくて、背景にも工夫を加えてみよう。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
今回はタイトルとクレジットの作成の基本機能を使ってみたが、「Windows
ムービー メーカー 2」では特殊効果や切り替え効果、そしてタイムライン上の編集等でもっと凝ったムービーがつくれてしまうのだ。次回はその方法を紹介しよう。 |
|
|
|
|
|
3つのテーマで自分なりの Windows XP の使いこなしを投稿していただくコンテスト。窓職人大賞には 、Windows XP Media Center Edition 2004 搭載PC を2名、Windows XP Tablet PC Editon搭載PCを1名の計3名に、窓職人優秀賞には Windows ノベルティグッズを各テーマから 30名の計90名に贈呈いたします。 |
|
|
|
Copyright (c) 2003 Impress Corporation
All rights reserved. |
|
|
|