『千と千尋の神隠し』、ついに『タイタニック』を抜いて日本新記録を樹立
7月20日に封切られて以来、今もなお客足が衰えない宮崎駿監督作『千と千尋の神隠し』が、10日、97年に公開された『タイタニック』の興行収入260億円という歴代記録を抜き、観客動員数、興行収入ともに日本新記録を樹立した。
13日、東京・帝国ホテルで東宝の松岡功会長による記者会見が行なわれ、同作品に関する報告が発表された。7月20日から今月10日までの計114日で、興行収入2億9841万9750円、観客動員数2015万2422人を記録したという。9月26日の時点で、『タイタニック』が持つ約1680万人の観客動員数記録を抜いており、『タイタニック』が約1年かかって築いた記録を、同作は僅か4カ月という驚異的なスピードで更新した。正月以降も公開が続行される予定で、今後も記録更新が期待される。
12月からは、同作のディズニーによる海外配給も始まり、15日からは香港、27日にシンガポール、29日に台湾、来年1月16日からはフランスで公開される。アメリカ公開も現在交渉中で、宮崎アニメが世界でどのような評価を受けるのか、注目が集まっている。
【関連サイト】
・『千と千尋の神隠し』OFFICIAL SITE
http://www.sentochihiro.com/
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