2000/02/28 14:26
インテル、IMT-2000をターゲットにした開発センタ設置
インテルが次世代携帯電話関連の技術開発を行なう「ワイヤレス・コンピタンス・センタ(WCC)」を日本国内に設置することを明らかにした。ターゲットは来年春に立ち上がるIMT-2000市場。
インテルでは、携帯電話全体を制御するベースバンド・チップ、動画などのデータを扱う次世代StrongARMプロセッサ、フラッシュメモリといった携帯電話向けのハードウェア・ソリューションを保有しており、同センタを通じて、携帯電話用ブラウザ開発のアクセス、携帯電話向けコンテンツ提供のサイバード、日本語変換ソフト開発のジャストシステム、MPEG-4フォーマットの動画配信技術を保有するPacket Videoなどと連携を図り、携帯電話向けのトータル・ソリューションを提供する。
なお、ジャストシステムでは、インテルとの提携に際し、StrongARM向けのATOKを2000年度第1四半期中に開発するとしている。
◎関連URL
■インテル
http://www.intel.co.jp/
■ニュースリリース(ジャストシステム)
http://www.justsystem.co.jp/news/2000f/news/j02281.html
(湯野 康隆)
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