2000/02/23 16:37
J-フォン、秋には全端末をカラー化
J-フォングループが、J-SkyWeb対応端末を12月10日の発売以来、東名阪エリアで約30万台出荷していることが分かった。23日、都内でMCF(モバイル・コンテンツ・フォーラム)主催のセミナーの講演中に、J-フォン東京の営業本部サービス企画室課長、村元義和氏が明らかにしたもの。
現在、Webサイトのブラウジングが可能なJ-Skyサービスは東名阪エリアでしか提供されていないが、村元氏によると、今春には他のエリアでも同サービスが開始される予定。J-フォングループ全体で、今後1~2年で300~400万台の出荷を見込んでいるという。端末も春から夏にかけてカラー液晶搭載の端末が2、3台発売されるほか、秋には全ての端末でカラー化を実現したいとしている。
同社では20代の女性ユーザーをメインターゲットにしており、エンターテインメント系のものを中心にコンテンツの充実を図っていく。また、オンラインバンキングやオンライントレードといった金融取引サービスも、今年の第2四半期を目処に開発が進められているという。
このほか、J-SkyWeb用のコンテンツを作るツールの提供や、着信メロディやBGMなどに利用されている同社独自の音楽データフォーマットの公開、ゲートウェイサーバーにGIFからPNGへの画像フォーマットの変換機能を追加することなども検討しているとのこと。さらに、公式メニューサイト以外にも小額決済機能を提供することも検討しているという。
◎関連URL
■J-フォン
http://www.j-phone.com/
■MCF
http://www.mcf.to/
(湯野 康隆)
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