[COMDEX/Fall'99] 石井英男のモバイルレポートLVCC編
WAP対応端末で盛り上がるNokiaとEricsson
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Nokiaブースで展示されていたMobileCRM。WAPに対応しており、さまざまな情報サービスを利用できる |
欧米で高いシェアを誇る携帯電話メーカー、NokiaとEricssonのブースも人気を集めていた。特に、WAP対応端末に対する期待は大きい。日本ではすでに、ドコモのiモードをはじめとするインターネット対応端末が主流になっているが、欧米でも、携帯電話でメールチェックなどをしたいという人は多いようだ。
Nokiaブースでは、MobileCRMというWAP対応端末が展示されていた。また、Ericssonブースで展示されていたT18dという端末では、オプションの赤外線モデムを本体の下部に装着することで、PCとの赤外線による通信が可能になるほか、ChatBoardと名付けられた超小型のキーボードを下部に装着することもできる。ChatBoardを利用すれば、メールなどの文章を効率よく入力できる。また、オプションでFMラジオ付きハンズフリーユニットも用意されているなど、用途にあわせて自由に拡張できることが売りである。日本でもこの種の端末が登場することを期待したい。
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EricssonのT18dと、そのオプション。左がFMラジオ付きハンズフリーユニット。右が赤外線モデム |
ChatBoardを装着すれば、文章の入力もずっと楽になる |
◎関連URL
COMDEX/Fall'99のホームページ
http://www.zdevents.com/comdex/fall99/
ノキアの第3世代移動通信関連情報ページ(和文)
http://www.nokia.co.jp/3g/index.html
日本エリクソンのホームページ
http://www.ericsson.co.jp/main.html
(石井英男)
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