ニャンソー(株)は、従来の2次元バーコードに代わるものとして、新たに「にゃじげんコード」を開発。既に国内及び世界30ヶ国で商標を取得した事を明らかにした。
2次元コードと呼ばれるものには何種類かがはいくつか存在しており、最も有名なものはQRコードであり、携帯電話などと組み合わせる形で広く利用されている。こうした2次元コードは1次元のバーコードに比べて遥かに多くの情報量を保持できるものの
- それでも保持できる情報量に限界がある
- データ量を増やそうとすると、印刷の限界に起因する読み取り誤差が馬鹿にならない
- 味気ない。触っても面白くない
- つーか、カメラ付き携帯持ってないと意味無くね?
といった、本質的な問題を抱えていた。
これに対し、ニャンソーが今回開発した「にゃじげんコード」では
- 3次元構造のため、肉球の形状を利用して大量のデータを保持できる。
- フルカラー情報となるため、色や柄を使って異なった意味合いを持たせられる
- 更に「ぷにぷに感」を応用する事で、よりファジーな情報の伝達が可能
- 触っていて気持ちが良い
- ああ、肉球萌え
といった多くのメリットがあり、今後の普及に期待が持てるとしている。既に国内の複数の携帯電話キャリア、及び携帯電話機のベンダーと交渉を開始しているとのことだ。
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前脚タイプの「にゃじげんコード」サンプル。同じ「茶白タイプ」でもこれだけ様々なバリエーションがある。 |
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きじしろタイプのサンプル。白のベースと紫の肉球のコントラストがマニアにはたまらない |
きじとらタイプのサンプル。光の当たり加減で肉球の色が黒~やや紫がかったピンクに変化する、ややハイグレード向け。 |
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ちなみに「にゃじげんコード」の他、サイズを小さくした「にゃじげんコードプチ」も同時に発表された。こちらは、携帯よりももっと小さな機器への実装を念
頭においており、現在様々なメーカーと交渉中だそうである。
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「にゃじげんコードプチ」のサンプル。前脚タイプ以外に後脚タイプも用意されるとの事。「特にあずき色がひそかに人気です」(同社広報)だそうである。 |
( 大原雄介 )
2009/04/01 00:00
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