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ミャックロソフト・同社の生マウス(なまうす)シリーズの新製品、ニャマウスを発表


 ミャックロソフトは4月1日、PCマウスの本体素材にナマモノを採用したことで話題となった生マウスシリーズの新製品として、従来からの特徴である自律動作機能がさらに激しく強化された「ニャマウス」を発売した。性別は女の子で、値段なんてとても付けられない。


ミャックロソフトの「ニャマウス」。本体のメイン素材はナマモノで、外観デザインは非常に猫っぽい。本体カラーはキジトラブラウン

 本体カラーはキジトラブラウンでソックス仕様。サイズは可変となっており、背伸びするとユーザーの腰の辺りにまで手が届く。重量は約4キログラムで、現在ダイエット中。PCとの接続インタフェースはUSB 1.0/2.0なのだが、繋がれるのは嫌う。


お尻の辺りから生えているのがUSB接続コード ボタン類はおなか部分に集中しており、撫でる様にクリックしてあげると大変喜ぶ

 生マウスシリーズと言えば、直接操作しなくてもユーザーの意思をある程度読み取って自律動作し、PCの操作を補助してくれるインテリジェンス機能が最大の特徴だが、今回発売されたニャマウスでは、2つ以上のタスクを同時に実行できない程の高性能を誇る新規開発の次世代演算プロセッサ「Tsundere(ツンデレ)」エンジンを搭載しており、異常に計算高い。


自律動作モードでPC操作中のニャマウス。作業は一切はかどっていない 読み取りはレーザー方式。読み取り解像度は5000dpiを超えていると信じたい

ユーザーを蔑ろにし、ひがないちにち寝てばかりという体たらくも珍しくない
 なお、Tsundereエンジンによる自律動作機能には、その高すぎる処理能力ゆえか、ユーザーの意思を読み取れているにもかかわらず無邪気なフリをして勝手な行動を実行したり、いくら呼んでもそっぽを向いて全然相手をしてくれないなど、ツン状態の時には手の施しようがないという既知の不具合が多数報告されている。

 これに関してミャックロソフトは「大きな問題ではない。寧ろそのくらいのほうが愛情が沸く」とコメントしており、不具合ではなく"仕様"だという見解を示している。確かに、稀にデレデレになって甘えてくる時があり、そういった場面に出くわしてしまうと全てを許せてしまえるから仕方がない。正直、使い物にならない。





( 笠原不光 )
2009/04/01 00:00

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