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成都が世界最長の市街地緑道を建設中

Chengdu Municipal Government

成都が世界最長の市街地緑道を建設中

AsiaNet 69913 (1341)

【成都(中国)2017年9月5日新華社=共同通信JBN】天府緑道システムの「3つの環」の1つであるブロケード都市緑道の第1段階が9月2日午前11時に着工され、成都市政府による成都天府緑道計画実現の正式の開始となった。

成都は将来、地区、市街地、コミュニティーの各レベルで市全体を取り囲む3段階の緑道システムを作り出す。地区レベルの緑道は「1本の軸、2つの山、3つの環、7つの小道」から成り、延長1920キロ、各市街化区域内の市街地レベル緑道ネットワークと結ばれ、総延長は5000キロ以上になる。地区レベル緑道システムは各コミュニティーの幼稚園や他の施設を結ぶ1万キロを上回るコミュニティー緑道ともつながる。

Institute of Landscaping of the China Southwest Architectural Design and Research Instituteのジャン・ジン主任建築士は「世界中の今日のすべての都市の中で、市レベルや地区レベルの緑道としては天府緑道が最長だ」と宣言した。

緑道設置計画は実際、国際化大都市開発の重要な要素となってきた。緑地帯や緑道のネットワークの大規模な計画と形成を通じて、かつての「霧の都」ロンドンは深刻な汚染都市から公園都市に変容した。世界的に有名な「ガーデンシティー」であるシンガポールは切れ目のない緑道システムを密集した市街地レイアウトに組み込み、多くの急発展するアジアの都市でおそらく最良の計画である。一方、比較的土地が狭く人口密度が高い日本では多くの山、川や景勝地を結ぶ緑道が大都市の多くの都市問題の軽減に役立っている。ジャン・ジン氏は「緑道は自転車用の並木道だけではない。緑の開発コンセプトを原動力とする都市の行動を反映し、産業、都市、市民の調和のとれた発展を促進する意欲を体現し、生態環境を復興、発展させる願いを象徴している」と説明した。

異なるレベルと異なるカテゴリーに基づく段階的な計画によると、成都は2020年までに「2つの環と1本の軸」の緑道(ブロケード都市緑道、天府緑道、パンダ緑道)を仕上げ、2025年初めまでに市の主要緑道システム1920キロを完成、2040年に全市の緑道システムネットワーク建設の完了を目指しているとみられている。

都市の緑化は居住環境を向上させ、都市の優雅さを増すだけでなく、都市の発展に不可欠である。ニューヨーク市は1950年代、絶え間ない人口流入と経済の急速な拡大による空前の市街化進展の真っただ中にあった。同市が成長し続けるなら、市民が必要とする公共スペースが緊急の解決を迫る問題となった。そこでセントラルパークが生まれ、ニューヨークの市街地緑化の機能を果たしただけでなく、世界的な観光名所にもなった。

中国経済の急速な発展に続き、中国の市街化の水準も高まると、同時に中国各都市の環境改善が多くの業績達成のために関心を集めてきた。成都はこのような典型的な例の1つである。

成都は1998年に早くも、淮河の総合改修プロジェクトで国連人間居住会議(ハビタット)Scroll of Honor Award(スクロールオブオナー賞)を受賞した。成都は2010年から2015年の5年間に31の湿地公園を開設、緑化と環境保護の業績により2015年、中国の「First Batch of Distinguished Green Development Cities(顕著なグリーン開発都市第1陣)」の地位を得た。成都の最も重要な市民福祉プロジェクトの1つとして、2020年の市環状エコロジーゾーンの完成は成都の市街化地域で利用可能な土地の3分の1を緑地に変える。成都市民は家のすぐ前で「山、森、湖、川、湿地、草地、野原、緑道」を特徴とする美しい緑ののどかな環状エコロジーの祝福を受けるだろう。

成都の通りを散歩する人は今日、だれもがみずみずしい緑にひたれる。つる植物が多くの建築物の外壁を美しい緑の日よけで飾り、第2Ring Road(環状道路)と第3Ring Roadも「緑に染まっている」。現在、4280カ所の橋の橋脚にはつる植物が植えられ、全体の緑化地域は19万平方メートルを超える。

尊敬される古代中国の詩人杜甫は1000年以上前に「わが窓は1000年前から西嶺の雪を縁取っている」と言った。成都は今日、まさにその雪山がまだ見える同じ町である。成都の環境保護の取り組みにより、天気が良ければ市民は自宅のバルコニーから200キロ以上離れた雪山を見ることができる。統計によると、遠く離れた雪山は2017年4月以来、成都から10回以上見ることができた。

「天府緑道の建設は国家中央都市としての成都の威信にふさわしい大型事業だ」と言うChengdu Institute of Planning and Design(成都計画設計研究所)のワン・シャオキ副所長は、天府緑道計画は低炭素都市樹立という成都の発展要件を満たすだけでなく、市街化地区と田園地区両方の市民の生活の質を完全に向上させ、都市機能を改善し、地元の視覚的な特徴を強化し、発展の洗練度を高めることができると信じている。

ソース:Chengdu Municipal Government